丹頂などをはじめ金魚などを飼育する時に、怖いのが病気です。
そんな病気の中でも金魚などがなりやすいのが転覆病という病気です。
この転覆病の原因や症状、治療方法はどのようなものなのでしょうか?
自宅で丹頂を飼っているという人はぜひ知っておきましょう。
丹頂金魚の転覆病とは?
転覆病とはその名前の通りで、水面などにぷかぷかと浮いてしまっている状態になります。
ひっくり返っているような状態とも言えます。
このような転覆病に、なぜなってしまうのでしょうか?
転覆病の原因はいくつかあると言われていますが、一番関係があると言われているのが、丹頂に与えている餌です。
餌を与えすぎるという場合や、餌があっていない、丹頂の体の中で消化しきれていないなどという場合にこのような転覆病になると言われています。
それからもうひとつ大きな原因が急激な温度変化であるとも言われています。
水温が上がったり、下がったりの幅が大きいとこのような転覆病になってしまうということがあります。
このような転覆病の状態で放置してしまうといずれは命の危険もあります。
転覆病になってしまった場合には、出来るだけ早く治療を行うというのが非常に大切になります。
治療法
まず治療方法としては水温を上げるという方法があります。
ただし、いきなり水温をあげてしまうと一気に負荷がかかり逆に弱ってしまうことになるので、少しずつ水温を上げる必要があります。
ヒーターや温度計などを利用しましょう。
それから、てんぷく快全液というものもあります。
これは乳酸菌の力によって改善させるというものです。
これを使って消化を助けるなどの効果を期待することが出来ます。
まとめ
丹頂が転覆病になってしまったという原因は餌や、水温、消化不良などの色々な原因がありますが、いずれにしても出来るだけ早く改善させるために治療を行うというのがよいでしょう。
毎日観察して、変化に気付いてあげてください。