ピンポンパールは人気の品種で知られていますが、軟弱な金魚としても知られています。
環境の変化に弱く、また水温の変化にも弱い金魚です。
今回は、気になるピンポンパールの寿命について調べました。
金魚「ピンポンパール」の寿命
通常は5~6年で、長いピンポンパールだと10年ほど生きるようです。
軟弱な金魚のため、年数に満たなくても亡くなってしまうこともあります。
水質や水温の管理をしっかりできていれば、10年ほど長生きしたピンポンパールもいるようです。
小型の熱帯魚の寿命は2~3年のため、それに比べて長生きな魚だと言えます。
しかし一般的な金魚の寿命は10年~15年になります。
かかりやすい病気「転覆病」
ピンポンパールがかかりやすい病気の一つに「転覆病」があります。
体が逆さまになり、お腹が上に向いた状態になってしまう病気です。
このような状態になるとうまく餌が食べられなくなり、やがて亡くなってしまいます。
転覆病の原因と治療
転覆病の原因としては、
- 餌の与えすぎ
- 消化不良
- 急な水温の低下
が挙げられます。
また水面の餌を食べるときに、空気も一緒に食べてしまいます。
その空気が原因で空気が溜まり転覆病になることのあるので、沈む餌を与えるようにしましょう。
治療方法としては、
- 水温の高い水槽に隔離する
- 絶食させて塩水浴をする
などがあります。
水温の低下により転覆病を発症することがあるため、水温の高い水槽に移し絶食させます。
また以上の対応で転覆病が治らない場合は、塩水浴をします。
塩水浴は0.5%ほどの塩水で病気の魚を泳がせます。
急激な環境の変化は魚にストレスを与えるため、注意しながら治療しましょう。
まとめ
ピンポンパールは他の小型熱帯魚に比べて寿命は長い魚ですが、大切に管理されていれば10年ほど長生きすることもあります。
環境変化に弱いため、ピンポンパールにストレスを与えないようにしっかり管理しましょう。