昨日までは特別変わりなく元気だったのに、突然金魚の体が曲がっていた、ということがあります。
そのような状態でも普段通りに泳いでいる金魚もいます。
いやいやとんでもない、ぐったりして水槽の底に横たわっている、もうすぐ力が尽きてしまうのではないかといった状態のこともあります。
金魚に一体何が起こったのでしょうか?
その原因は何でしょう。
何が原因?
くの字のように曲がってしまって、水槽の底の方でぐったりしていたら、内臓機能に問題が起きていることが考えられます。
雑菌が内臓に入り、肥大してしまった。
それに伴う免疫力低下で泳ぐ力が無くなりぐったりしてしまう。
エロモナス菌が原因で腎臓肥大症にかかってしまうこともあります。
いずれも、水槽の水質悪化が原因で菌が増殖して起きる病気なので、掃除をしっかり行ってから水換えをしましょう。
その際、塩浴をしましょう。
0.5パーセント濃度の塩水にしてみましょう。
それでよくならない場合は、先天的な病気が潜んでいた可能性が大きいです。
曲がっているけれど、大変そうだけどいつも通り泳いでいる、でも、曲がっている姿は気になるという場合の原因は何でしょう。
これも水質悪化からくるものと考えられます。
そして、やはり先天的なものも考えられます。
金魚は観賞魚として長いこと人間の手が加えられてきました。
ですから、どうしても無理が出ます。
奇形が出るのは仕方ありません。
先天的な病気を抱えている金魚もいます。
免疫が下がった時に弱い部分が現れます。
残念ですが、根本的な治療は難しいです。
しかし、少しでもよくなってほしいものです。
先にもお話いたしました塩浴をさせると改善されることがあります。
すっかり元気になることもありますし、良くなったけど、力尽きてしまったということもあります。
水質を悪くするものではないので行ってみるとよいです。
まとめ
普段から金魚の様子をチェックすることが大切ですね。
そして、食べ残しのエサやフンを早めに取り除き、水換えをしっかりと行い、水槽内を清潔に保ってあげましょう。