「ん?いつもより身体が赤い気がする」そんな病気があるのかな?と心配になりますよね。

泳ぎは普段と変わらなく元気に泳いでいるのに、なぜか身体の一部が赤くなってきているように見えるかも。

実はらんちゅうの身体の一部が赤みがかって、血がにじんでいるような感じになります。

どんどん赤みが増していくようですが、初期の段階で気が付きたいですよね。

それが赤斑病と呼ばれるものですが、それってどんな原因と治療法があるのでしょうか。

今回は、その赤斑病について調べていきましょう!

らんちゅうの赤斑病の治療方法とは?

らんちゅう 赤斑病 治療

初期の症状は模様の色が薄いピンクで、動きにも問題ありません。

徐々に赤く滲んだようになり、重症になってくると濃くはっきりとしてきます。

動きも鈍くなり、底の方で動かなくなることがあります。

どんどん重症になってくると、餌も食べなくなったり食べても吐き出すようになってきます。

さらに鱗が逆立つ、眼球が飛び出るなどの症状が激しくなってきます。

発症すると急速に進行していくものと、徐々に進む慢性のものとあるようです。

原因はエロモナスという菌が感染することにより発症する病気です。

金魚の免疫力が低下してしまうと感染してしまいます。

免疫力低下の原因は、水質の悪化、水温変化、餌の与えすぎなどです。

治療方法ですが、初期の場合は0.5%の濃度の塩水浴で十分治すことができます。

1週間~2週間ほどで治ってきます。

重度の場合は0.5%の塩水浴か薬浴をしていきます。

治るまでにかなり時間がかかってしまうので、根気よく続けていきましょう。

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まとめ

赤斑病はエロモナス菌ですが、同じようにトリコディナと呼ばれる寄生虫が寄生する場合があります。

症状はほとんど同じようですが、ジャンプ気味の空気の吸い方をしたり突然おかしな泳ぎ方をするなど、特徴的な症状が出るようです。

その場合は薬浴をするようになります。

どちらにしても、原因の多くは水質の悪化からくるようですね。

初期の場合だと塩水浴で済むようなので、早めに気がつけるようにしっかり様子を見てあげましょう。

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