ピンポンパールの病気の一つに赤班病という病気があります。

これはピンポンパールの体の一部分が赤く充血する事で、特にヒレの付け根の部分やお腹の部分が感染しやすいです。

この赤班病について調べてみました。

ピンポンパールの体が赤くなる「赤班病」について

ピンポンパール 病気 赤い

赤班病の初期症状としては、部分的に白っぽいピンク色に変色します。

次第にだんだんと赤くなっていき、動きが鈍くなったり動かなくなったりします。

また

  • 餌を吐き出す
  • 水面で口をパクパクさせている
  • 体を底や壁に擦り付けている

などの行動がみられるようになります。

最終的に体全体が白い膜に覆われているように見えたり、松かさ病や転覆病を併発する事もあります。

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赤班病の原因

赤班病の原因としては以下が考えられます。

  • ストレス

ピンポンパールを水槽に多く入れすぎている場合は、ストレスを感じる事があります。

ストレスを感じると免疫力が落ちてしまい、赤班病やほかの病気にも感染する恐れがあります。

また仲間からつつかれたり、追い掛け回されたりしている場合もストレスになるため、別の水槽に隔離するようにしましょう。

  • 水質の悪化

水槽を掃除せずそのまま放置していると水質が悪化します。

水質が悪化すると雑菌が増え、感染症にかかりやすくなります。

  • 餌の食べ残し

餌の食べ残しは水質を悪化させるため、食べきれる量を与えるようにしましょう。

赤班病の対処法

赤班病の症状が見られる場合は以下の対策を行ってください。

  • 塩水浴

0.5%ほどの塩を入れ塩水浴を行います。

塩水浴は菌を殺菌し、ピンポンパールの体力を回復させる効果があります。

病気が初期段階の場合は、塩水浴で治る可能性もあります。

  • 薬浴

症状が重い場合には、グリーンFゴールドやカンパラDなどの薬を使った治療が効果的です。

しかし体への負担が大きいため注意してください。

まとめ

ピンポンパールは強い魚ではないため、予防が重要です。

ストレスを与えてしまうと赤班病の他にも病気になる可能性があるため、水質の管理はきっちり行いましょう。

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