らんちゅうが泳いでいるうちに背中が水面から出て、赤くなっています。
そう、それが背焼けです。
水面から背中が出ていると、乾燥して赤くなってしまいます。
何かが原因で、背中が水の中から出てしまうのでしょう。
それって何が原因なの?
浮いている状態や背中が出ているのは危険なの?
そんな疑問にお答えしつつ、原因と治療の仕方を探ってみましょう!
らんちゅうの背焼けの治療法とは?
まず背中が浮いて水の中から出ていることで乾燥し、赤くやけどをした状態になります。
ということは、背中が乾くぐらい長時間浮いているということですよね?
そう、身体が浮いてしまうことが原因なのです。
その原因はいくつかあります。
- 消化不良でお腹にガスが溜まってしまっている。
- エア食いをして浮いてしまう。
- 卵を持っている
などがあります。
消化不良が原因の場合は、絶食させることでお腹に溜まった便を出してしまいましょう。
お腹の調子を整えることで浮かなくなります。
エア食いの場合はエサを沈下性のものにすると、いくらか良くなります。
しかし、癖になっている場合は水槽上部に10センチ~15センチ幅の黒いテープを帯状に張りこちら側を見にくくさせるといいでしょう。
卵を持っている場合は、産むまでの間の辛抱です。
静かに見守ってあげましょう。
背焼け自体はそれほど恐ろしいものではありません。
すぐに気がついた場合には、0.5%濃度の塩水浴をさせることで良くなってきます。
少しひどい場合には、細菌にかかりやすくなってしまいますので薬浴させるようにしましょう。
どうしても浮かんでしまう場合は、マツモなどの水に浮くタイプの
水草を入れてあげると背焼けしにくくなります。
まとめ
消化不良は一番多く、それが原因で浮いたり沈んだりするようですね。
らんちゅうは特にそんな病気になりやすいようです。
早い段階だと症状も軽く済み、絶食治療と塩水浴治療で治ってきます。
寒い時期には餌はあまりあたえないようにしましょう。
食べ過ぎは危険なのです。
塩水治療はしてはいけないときもあります。
腫瘍がある場合や肥満の場合にはあまり良くありません。
様子を見ながら、治療をすすめていきましょう。
一気に治るものではなく、根気よく。
少しずつ少しずつですね。