らんちゅうの成長はとても楽しみですよね。
でも、らんちゅうの飼育は思っている以上に難しいところもあり大変です。
中でも餌の与え方は気になるところでしょう。
与え過ぎても肥満になるし、足りないとしっかりと成長しない事にもなります。
では、どれくらいの量と頻度が良いのか?
らんちゅう飼育で気になる、餌の与え方について紹介したいと思います。
らんちゅうの餌の量
らんちゅうの餌やりでどれくらいの量を与えたら良いのか考えてしまいますよね?
調べてみても1度に何gを与えると言った具体的な量など見ないですよね?
1回にどれくらいの量を与えて、1日にどれくらいの頻度で与えたら良いのか?
らんちゅうの餌の与え方について調べてみました。
個体によって差がある
与える餌の量は個体によって差が出てきます。
そんな事は分かってるよと思うかも知れませんが、意外と多くの人は実践できてません。
何故かと言うと、らんちゅうは日々成長しているのに与える餌の量が変わらない事が多いからです。
成長期の魚と成体になった魚では食べる量など変わってきますので、成長に合わせて与える必要があります。
水温によっても変わる
変温動物のらんちゅうは、水温が変わってくると影響が出てきます。
水温が上がってくると生体機能が上がるので餌も多く食べますが、水温が低下してくると生体機能も同じく低下してきます。
生体機能が下がってきた時に餌を普段通りに与えると、食べ残しなどが増えて水質を悪化させてしまう原因にもなってきますので注意が必要です。
季節によっても変わる
変温動物ですので水温の変化で食べる量が変わってくる事は分かったと思いますが、季節によっても変わってきます。
理由としては、春と夏では気温が変わってきます。
ですから気温が変われば水温も同じく変わってきますので、食が細くなったりします。
これらを踏まえて、らんちゅうに与える餌の量はどれくらいかと言うと、与えてから3〜5分程度で食べきれる量が目安です。
何度か量を変えながら調整し3〜5分で食べきれる量をみつけましょう。
らんちゅうに与える餌の回数
らんちゅうの餌の基準としては3〜5分で食べきれる量を与えますが、1日にどれくらいの頻度で与えたら良いのか?
しっかり成長させたいなら複数回に分けて餌を与える事が必要になりますが、初めから複数回に分けて与えると消化しきれない事があります。
初めのうちは2〜3回に分けて慣らして徐々に回数を増やしてあげたりすると良いのですが、らんちゅうの消化能力も考慮して与えましょう。
お腹が空いたと感じてくる頃に与えられる様になれば、成長も早くなるでしょう。
まとめ
らんちゅうの餌の量や与える頻度について紹介しましたがどうでしたか?
今回のまとめは…
◎ 成長の度合いによって量が変わる
◎ 飼育している水温によっても変わる
◎ 季節によっても量が変わってくる
◎ 回数は、らんちゅうの消化具合で変える
となります。
成長期に与える量と成体になった個体の量では違います。
日々、成長していくので餌の量や頻度も合わせて変えていくようにしましょう。