ピンポンパールも人間と同じように、環境の変化やストレスなどによる腸機能の低下によって金魚も便秘になります(特に金魚は腸が弱いです)。
お腹が膨らんで元気がなかったり、エサをあまり食べないなどの症状がでたら便秘の可能性がありますので注意してください。
糞詰まりの確認方法
まずピンポンパールの様子がいつもと違うのであれば別の水槽に移し、一日様子を見てください。
別の水槽に移すことのよってどのようなフンをしているのか、またはフンが出ているのかを確認することができます。
フンが白かったり透明なら、消化不良を起こしているので対処が必要となります。
対処方法
ピンポンパールの便秘が確認できたら、まずは腸の負担を軽くし回復させるために絶食をさせてください。
絶食させるのは可哀想と思ってしまうかもしれませんが、本来金魚は数カ月絶食しても生きていられるほど強い生き物なので安心してください。
3日絶食をして効果がなければ1週間絶食させましょう。
5%の塩水浴をしてください。
ココア浴をする方法もあります。
ココアには抗菌作用もあり金魚の腸の動きを活発にします。
ココア浴のやり方
水道水をカルキ抜きし、水10ℓに純ココア1~2gを目安にしてください。
(ココアは純ココアを使用するように注意してください)
ココア水にしたところに金魚を入れ2~3日様子をみて、フンがでたら水槽に戻してあげましょう。
塩水浴のやり方
使用する塩の種類は一般的に売られている食塩で大丈夫です。
0、5%の塩水浴とは水1ℓに対し塩5gを入れるのですが、一気に塩を入れるのではなく数回に分けて0、5%になるようにしてください。
そのほうが金魚の負担が少なくて済みます。
まとめ
大切な家族であるピンポンパールが便秘になったら早く治してあげたいですよね!
一匹が便秘になったのなら、同じ環境で生活している他の金魚たちも便秘になる可能性がありますので、予防するためにも環境を変えてあげましょう。
定期的な水換えを行うようにしてください。
エサの食べかすが水槽の底にたまっているようなら、タイミングが早くても水換えをしてあげてください。
水温にも気を付け、便秘や他の病気にならないように環境を整えてあげましょう。