金魚すくいは1回300~500円程の値段で遊ぶことができますが、値段に振れ幅があるのはなぜなのでしょうか。
それは、水槽に入れてある金魚の種類が違うからなのです。
金魚の種類によって一緒に入れて良いものや悪いものがありますので、今回は金魚すくいの金魚の種類と共に、飼い方についてもご紹介します。
金魚すくいの金魚の種類
金魚すくいでは様々な種類の金魚を入手できることがあります。
和金型
小赤を筆頭にした和金型は、他にも長い吹き流し尾が特徴のコメットという種類がいます。
コメットは、白と赤が美しい、金魚すくいの中でもメジャーな品種です。
琉金型
琉金は琉金「型」という種類まである、琉金型を代表する金魚です。
一昔前は、琉金は金魚すくいでメジャーな金魚でしたが、最近は金魚すくいではあまり見かけない種類になりつつあります。
実は出目金は、琉金の突然変異により生まれた魚種で成長してみると身体のラインがそっくりなことに気づくと思います!
和金型や琉金型というのは、体型の差です。
和金型はスリム、琉金型はお腹がぷっくり、ヒレも飾りのようにヒラヒラとしています。
金魚の飼い方
縁日から連れて帰ってきた金魚は、浄水器やカルキを抜いた水で0.5%の食塩水を作り、その中に金魚を袋の口を開け、袋ごと入れます。
金魚を直接水槽やバケツに放つのでなく、自発的に袋の外へ向かうまで待ちましょう。
金魚に塩水!?と驚くかもしれませんが、食塩水は金魚が病気になった時にも使用する、体力回復にうってつけの水なのです。
注意することは、餌を食べるのにも体力を使ってしまうので、すぐに与えないことです。
金魚は1ヵ月程なら、餌なしでも生きられます。
2、3日の間はむやみに水面をつついたりしないで、水槽の中でゆっくりと休ませてあげましょう!
これはストレスに晒された金魚の体力を回復させるために必要な期間です。
一緒の水槽に入れてはならない種類がある?
和金型と琉金型の金魚は混ぜて飼ってはいけません。
和金はスリムな体型から金魚の中でも泳ぎが得意!反対に、琉金はおっとりした性格のため優雅に舞踊ります。
そんな2匹を一緒にしてしまうと、周りをスイスイと泳ぐ和金に耐えきれずストレスを溜めてしまう恐れがあり、長生きできないと一般的に言われています。
出目金の場合は目を傷つける可能性も大きくなります。
同じ型の金魚同士で水槽にいれるようにしましょう。
まとめ
今回は金魚すくいで出会える金魚の種類と飼い方についてまとめてみました。
金魚すくいでは、他にも鯉やmix魚、丹頂、金魚の王様と言われるらんちゅうなど様々な種類に出会えることがあります!
友達や家族で縁日に出向いた際、ついつい金魚すくいに目が行くようになるかもしれませんよ!