金魚は、縁日の金魚すくいでも子供の頃から親しみがあるのではないでしょうか。
水槽で美しい金魚が泳ぐ姿は癒されますし風情もあり、とてもいいものですよ。
金魚にも様々な種類がありますが、やはり最初の頃は「飼いやすさ」を最も重要視するのではないでしょうか。
今回は初心者でも飼いやすい、おすすめの金魚の種類についてご紹介します。
和金系のおすすめ
和金
買いやすさなら他に譲れない!
和金系の金魚はフナ譲りの丈夫さと活発さを兼ね備えているため、初心者に最もおすすめの品種は和金です。
和金はフナの血を色濃く継いでいるため、せっかくなら他の金魚がいいなと思うかもしれませんが、今は色々な種類がありますよ。
もみじ和金という赤が普通の和金よりも濃く美しい種類や、更紗和金という紅白の和金もおすすめです。
コメット
コメットはアメリカで品種改良を行い、逆輸入された品種で、和金と琉金を掛け合わせた結果生まれたと言われています。
スリムな和金体型でありながら長い吹流し尾を持っていることが特徴ですが、これは琉金の尾ビレが変化したものです。
朱文金
朱文金は薄い青色がベースで、朱色と転々と色付く墨と呼ばれる黒点が美しい色合いの金魚です。
スリムな和金体型ですが、コメットと同じように長い吹流し尾を持っています。
ハート型の尾が可愛いブリストル朱文金という品種もおすすめです。
琉金系のおすすめ
琉金系は出目金や土佐金のように飼いにくい品種もありますが、飼いやすい種類もちゃんとありますよ。
琉金
中国から沖縄を経て輸入された、琉金は丸い身体に小さな頭が可愛い、フナとはかけ離れた体型をもつ種類です。
特徴的な尾ビレはゆらゆらと美しく水中で揺れます。
その特徴的な体型のため、素早く泳ぐことを苦手とし、優雅に舞うように泳ぎます。
キャリコ琉金
キャリコ琉金は薄い青色がベースで赤、黒、白の三色が美しい色合いの金魚です。
見た目は琉金型のまま、様々な色が重なりあっている上泳ぐことが琉金と同じく苦手なため、優雅に泳ぐ姿がとても美しい観賞用にぴったりな種類です。
まとめ
今回は初心者におすすめの金魚の種類についてまとめてみました。
ご紹介した上記の金魚はどれも飼いやすい品種なため、どれを飼っても楽しんで頂けると思います。
しかし飼うときに注意してほしいのは、和金系と琉金系を一緒に混泳させてはならないということです。
どうしても1匹ずつ欲しい場合は、水槽を変えて飼うようにしてくださいね。