数ある金魚の中でランチュウを見た時に飼いたいなと思う事があると思います。
のんびり泳いで愛嬌のある顔に一目惚れして衝動買いする人もいるのでは無いでしょうか?
せっかく買ったランチュウだからしっかりと育てたいと思うけど、色々な水槽を見ていたら混泳もさせたくなりますよね。
でも、他の金魚とは少し違うランチュウは同じ金魚とでも混泳する事は可能なのか気になりませんか?
そこでランチュウは他の金魚と混泳が出来るのかどうか紹介したいと思います。
らんちゅうと金魚は同じ水槽で混泳が可能?
独特な雰囲気を持っているランチュウですが、良く見ると泳いでいる姿などは少し鈍臭いようにも見えて可愛らしいですよね。
全国各地にあるランチュウの愛好会では品評会なども開かれていて、丹精込めて育てた自慢のランチュウを披露しています。
そこまででは無くても自宅でランチュウを飼育している人もいますが、大きな水槽に1〜2匹だと寂しい感じもするから他の金魚も入れたいなと考えたりするのでは無いですか?
でもランチュウは他の金魚と混泳が出来るのか?
ランチュウの特徴
金魚の中でも特徴的な見た目のランチュウ。
他の金魚とは違う特徴ってどんなものがあるのか?
- 頭に肉瘤がある
- 背ビレが無い
- 泳ぎが苦手
- ヒレが小さい
- 口が下向きになっている
などがあげられます。
背ビレが無いので上手く泳げず、強い水流があると流されたりしてストレスを溜めてしまいます。
ストレスを溜めると病気にもなりやすくなってしまうので気をつけなければなりません。
また、口が他の金魚と違い下向きについているので浮上性の餌より沈下性の餌が食べやすいと言われています。
混泳できるのはどんな金魚か
金魚同士の混泳って意外と見る事はありませんよね?
他の熱帯魚だと水質や水温などが合えば混泳する事が容易になりますが、金魚はどうなのか?
金魚には3つのタイプがあり『長手・丸手・樽型』と分かれます。
金魚の混泳は、原則として大きさを揃える事と泳ぐ速度が同じくらいと言われています。
基本的に金魚は混泳が可能な魚ですが、大きさは同じくらいでも泳ぐスピードが違えば混泳は難しいと言えるでしょう。
樽型は背ビレが無い個体ですので、長手の様に泳ぐスピードが速い金魚とは一緒にしてはいけません。
同じタイプで揃えて混泳させるようにしましょう。
ランチュウの混泳は?
ランチュウも混泳の原則を守れば問題はありませんが、背ビレが無いので泳ぎは苦手です。
ですから混泳する際は、同じ樽型の背ビレが無い金魚で大きさが同じくらいの個体となら混泳は大丈夫でしょう。
でも成長すると大きくなるので大きな飼育スペースが必要になってきます。
まとめ
ランチュウは混泳そのものは原則を守れば問題なく出来ますが、金魚のタイプが違えば追いかけ回されたりして命を落としてしまう事も増えてきます。
デリケートな金魚ですので、出来るなら単独で飼育する事を勧めます。