頭に白い点やモヤのようなものが出てきていたら、心配になりますよね。
頭だけではなく、肉瘤があったり背中にも白い点が出てきていたり。
何の病気かしら?
危険なものかしら?
と不安になってきます。
今回はそんな病気をもつらんちゅうを、どうやったら治療できるのか。
原因を探りつつ、治療方法を調べてみましょう。
らんちゅうの頭の病気とは?
金魚に白い点で有名なのが、「白点病」です。
白点虫という寄生虫が原因となり発症する病気です。
小さな白い点が現れたり消えたりしていて、痒そうな仕草を見せます。
放っておくと白い点の出る範囲が広くなり、危険です。
早めに治療していきましょう。
この場合は水換えをして薬浴をすることでよくなっていきます。
頭に肉瘤といって白い脂肪の塊ができることがあります。
ニキビのようなものですので、頭や顔、肉瘤以外に白い点がでていなければ大丈夫なものです。
しかし、大きくなるようでしたらそれは肉瘤となりますので、治療が必要です。
また、頭や背中に白いもやがかかっているように見える場合があります。
これは「白雲病」と呼ばれるもので、寄生虫が付き刺激を与えることで金魚が粘液を出している状態のことです。
寄生虫はこの粘液を栄養源にして増殖していきます。
症状が進むと膜が金魚全体を覆い、窒息してしまうことがありますので早めの治療が必要です。
水換えをして塩水浴などを行いましょう。
白いもやがついていて、さらに傷がついている場合は白雲病ではなく「水カビ」の可能性があります。
傷口に水カビが繁殖し、白くもやがかかったように見えているのです。
放っておくとカビの範囲が広がってしまいますので、早めに薬浴するようにしましょう。
また、水カビは水温が20度を下回ると発生しやすくなります。
ヒーターを使用して温度を25度以上に上げることで、薬浴の効果も上がり回復も早くなる可能性があります。
まとめ
このように、頭に白いもやといってもいろいろあります。
傷があるのかどうかや、ニキビのようなものができているのか。
らんちゅうを細かく観察をする必要があります。
対応が遅くなるとどんどん悪化していきますので、気がついたら早めに治療していきましょう。
初期の段階だと治療も早めに治っていきますが、発見や治療が遅いほど薬剤など長く大変になってきます。
毎日らんちゅうを観察し、早く異常に気がつけるといいですね。