金魚の中で、東錦という金魚がいます。
どんな金魚なのでしょうか。
実は昭和初期の頃にオランダシシガシラと三色出目金を交配し、作出されました。
土地柄の関東地方にちなんで「東錦(アズマニシキ)」と命名されたのです。
体型はオランダシシガシラ、体色は三色出目金を受け継いでいます。
頭部には肉瘤が発達し、尾びれは長く、体色は赤と浅葱色(ブルー系)を基調としています。
そこに黒がほどよく配色され、鱗はモザイク透明鱗です。
頭部に赤がしっかりのっていると評価が高いようです。
いろんな色合いの東錦がいますので、それによって値段が変わります。
初心者には飼育が難しい金魚の仲間と言えるでしょう。
交配にも使われ、近縁種と呼ばれる品種もいくつかあるようです。
東錦という金魚の値段は?
東錦の値段は、平均どのぐらいするのでしょうか。
東錦は昔から根強い人気があり、全国に愛好家や愛好会があります。
そのため比較的手に入れやすいでしょう。
その値段はどこで買うかによって変わってきます。
安いもので1500円、高いもので4000円くらいのものまであります。
ペットショップやネットなどでは、安いものが多くあります。
中国産や日本で大量に養殖されているものもあり、昔からある東錦とは違うようです。
鈴木養魚場から育てられた鈴木東など、有名な東錦もいます。
ちゃんとした養魚場で育てられたり、愛好家の手によって育てられたりしているものほど、値段が高価になっていきます。
高価にはなりますが、体色は美しくなっているものが多いでしょう。
まとめ
ホームセンターなどでも売っているので、入手は比較的簡単なようです。
しかし、色合いがイマイチな場合があったり、大量生産になってしまってる場合があるようですね。
ちゃんとした養魚場が全国にいくつかあるようですので、色が綺麗なものや昔ながらの東錦を買いたい人は、そちらから買ったほうがいいかもしれません。
大量生産されてしまったものより、1体の個体を大切に育てている。
そんなちゃんと育ててくれている所から購入したいものですね。