金魚の中には、様々な種類が存在しています。
色は大体赤色をしていますが模様も様々、大きさや性格、その形もそれぞれ個性的。
それぞれの個性を生かしながら、ヒラヒラと泳ぐ様子を見ているだけでとても癒されます。
中でもオランダ獅子頭という種類の金魚を皆さんはご存知でしょうか?
とても特徴的な形で、一度は目にした記憶があるのではないかと思います。
そんなオランダ獅子頭について詳しく調べてみました。
オランダ獅子頭とは
オランダ獅子頭は、その名の通り頭部が特徴的な金魚です。
琉金という金魚の突然変異で、頭部に肉瘤が発達していてずんぐりむっくりした形の金魚です。
名前にオランダとついていますが、実は200年程前に中国から来た種類の金魚なのです。
当時は、珍しいものを”オランダもの”と呼んでいた時代だったため、名前に”オランダ”と付いてしまったと言われています。
尾ひれが三つ尾か四つ尾というのも特徴で、泳ぐ時にヒラヒラと舞ってとても綺麗です。
見た目から、飼育するのが普通と違うと思われがちですが、通常の金魚同様で問題ありません。
泳ぎがあまり得意ではないようなので、他の種類の金魚と一緒にせず単独で飼ってあげるのが良いでしょう。
そのオランダ獅子頭ですが、身体の大きさや寿命、性格はどうなのでしょうか?
オランダ獅子頭の大きさ
ずんぐりむっくりな形のオランダ獅子頭ですが、大きさは様々です。
小さいもので大体6センチ程ですが、大きなものだと20センチ前後から25センチまでと小さな水槽で飼育するには難しい大きさのものもいます。
オランダ獅子頭は他の金魚に比べ、比較的大きくなりやすい種類の金魚のようです。
オランダ獅子頭の寿命と性格
そんな大きな身体をしたオランダ獅子頭ですので、性格はとても温厚で泳ぎはゆっくりマイペース。
そういった点から、他の種類を怒らせてケンカにならないためにも、一緒にせず単独で飼育する方が良いでしょう。
また、オランダ獅子頭は、長寿の記録をたくさん持っています。
通常の金魚の寿命だとだいたい5~6年ですが、中には20年生きたり、40年以上生きて長寿記録となったりととても長生きしてくれる金魚なのです。
まとめ
オランダ獅子頭は大きくて温厚で、長生き。
大きさや寿命、性格を調べてみてその意外性にとても驚きました。
金魚と言えば、家庭の水槽でも手軽に飼育できる観賞魚と思っていましたが、長生きしていく間にどんどん大きくなるものなのですね。
オランダではなく中国生まれのオランダ獅子頭、今度見つけたら改めてよく観察してみてくださいね。