夏の風物詩とも言えるのが金魚。

小さい頃に夏祭りの夜店で金魚すくいをして家で育てた経験があるかと思います。

子供の頃は動く金魚をポイですくう事が楽しくて、何度もチャレンジしましたよね?

意外と金魚は身近な熱帯魚だったと思いますが、大人になっても負けてはいません。

金魚の一種の『らんちゅう』を愛する愛好家達の品評会など目を惹くものがあります。

でも、ランチュウと普通の金魚って何が違うのか?

ランチュウと金魚の違いについて触れてみたいと思います。

らんちゅうと金魚の違いについて

らんちゅう 金魚 違い

金魚と言えば一般的に思い浮かべるのが夏祭りなどで見る金魚すくいの金魚ですよね?

出目金や和金の小さいものが一般的で、他の金魚はあまり見ないと思います。

それには理由があり、金魚すくい用に繁殖されたものの他に選別してはじかれた物を金魚すくいなどに回すからと言われています。

実際にアクアショップなどで見る金魚の種類に驚きますし、ランチュウやオランダ獅子頭の様に肉瘤があると大体は見慣れた和金などが欲しくなるのでは無いかと思います。

そこで、ランチュウと普通の金魚の違いについて触れてみましょう。

らんちゅうの特徴

ランチュウは金魚の一種で背ビレが無く、ずんぐりとした魚体の頭にコブの様な肉瘤があるなどの特徴があります。

細かな特徴と言えばヒレなども大きく広がらないので泳ぎはゆっくりで苦手。

体色も生まれた時は黒っぽいが成長するにつれて徐々に赤くなる素赤か、紅白の模様の更紗と呼ばれる体色が多く見られます。

金魚(和金)の特徴

和金は金魚の原点とも言える品種で日本に渡ってきました。

緋鮒の変異がそのまま固定された品種の金魚です。

和金は原種に近い金魚で気性が荒く他の品種の金魚や弱い物、大きさの違う個体と混泳させると執拗に突いたりする事があります。

金魚の中では原種に近い為、スラっとした流線型の魚体で泳ぎも素早く移動します。

一般的に良く見る金魚すくいの金魚として人気が高い金魚です。

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らんちゅうと和金の違いは何か?

ランチュウと和金の違いって何があるのか?

見た目の違い

◯ 肉瘤

肉瘤がある方がランチュウで無い方が和金

◯ 背ビレ

背ビレがあるのが和金で無いのがランチュウ

◯ 口

上向きの口が和金で下向きの口がランチュウ

◯ ヒレ

他と変わらない大きさが和金

他よりヒレが小さいのがランチュウ

◯ 体高

体高が高いのがランチュウ低いのが和金

 

同じ金魚でも見た目も丈夫さも変わってきます。

ランチュウの様に品種改良された種は病気にもなりやすくなりますので、気をつけなければなりません。

まとめ

ランチュウは元々は和金の品種改良された物ですので和金とあまり変わりないかと思われがちですが、見た目も性格も泳ぎ方も違います。

どちらも特徴があり個々に良さがありますので、その良さを充分に引き出してあげましょう。

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