ピンポンパールが水面を向き、口をパクパクさせている姿を見たことはありませんか?

その行動はエサが食べたい時のアピールであったり、金魚の癖の可能性もありますが何か異変が起こってる予兆の場合もありますので注意してください。

口をパクパクさせるのは本能的に行ってるものなので、酸素不足や水質悪化、エラ病などの可能性があります。

サインを見逃さずに対処してあげることが必要です。

酸素不足

ピンポンパール 口 パクパク

水中の酸素を取り込みながら呼吸しているのですが、水中の酸素が減ってくると口をパクパクさせるのです。

季節によって水温が高くなれば酸素量も減っていくので、水面で口をパクパクさせてエア食いをしているようならクーラーなどで水温上昇を抑えたりエアポンプなどでエアレーションしたりして対応してください。

過密飼育の場合は、水槽を大きくするなどの対応が必要となります。

水質悪化

水中のバクテリアがアンモニアを分解する際に作り出す物質、亜硝酸の濃度が高くなっている状態です。

飼い初めた時などろ過バクテリアが十分に定着していないときなどに発生します。

この物質は金魚にとって猛毒であり危険なものなので、水換えを早急に行い濃度を下げてあげることが一番の対策です。

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エラ病

エラの病気にかかると呼吸が苦しくなるので、水面でパクパクしていることがあります。

エラ病はエラに白点病や白カビ病の原因菌や細菌がエラに感染したり、寄生虫が付いてエラの機能が阻害されてしまうのが原因です。

一番多いのがフレキシバスター・カラムナリス菌という細菌がエラの内部に感染することによって発症します。

病気が発生した場合は水をすべて捨て、水槽内の掃除をしてください。

エラ病の原因となるカラムナリス菌は塩分に弱いという特徴があるので、薬浴と併用して塩水浴も行うと効果が上がります。

まとめ

ピンポンパールが水面で口をパクパクさせている姿をみたら、なぜその行動をしているのかには必ず理由があります。

金魚は頭のいい生き物です。

だれがエサをくれるのかが分かり、人が近づいてくるとパクパクしてエサアピールをすることもありますので、癖なのか、何かが原因なのかを見極めて対処してあげるようにしてくださいね。

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