ほっぺたが今にも割れんばかりの張りよう、見た瞬間に思わず笑顔になってしまうような可愛らしい姿の金魚をご存知でしょうか。
水泡眼という金魚は独特な形をした金魚で、出目金の突然変異なんて説もあります。
そんな少し変わった形をした水泡眼ですが、お家での飼い方にも特別な方法があるのでしょうか?
水泡眼という金魚
水泡眼はもともと中国からやってきました。
その愛らしい姿から中国でも長い間大切にされていたと言われ、宮廷などで長く飼育され門外不出とされていました。
眼球は上向きで、その横には水泡上の大きな袋がありとても特徴的な金魚です。
この水泡上の袋の中身はリンパ液です。
体色は赤色、赤白、数はとても少ないですが黒や茶色のものも存在します。
日本へは50年程前に中国からやってきて以来、人気の品種として愛されています。
水泡眼の飼い方
可愛らしい水泡眼をお家で飼いたい!という方も多いと思います。
水泡眼を家で飼育するのは、基本的に通常の金魚と比較的同じような飼い方で問題はありません。
ただ、琉金型や和金型に比べると少し丈夫さに欠けますので、いくつかの注意点に気を付けながら育ててあげてください。
簡単な注意点を頭にいれて気を付けていれば、しっかりと育てていってあげることができます。
水泡眼を飼う際の注意点
愛らしい水泡眼の一番の特徴が、ぷっくりと膨らんだ水泡上の袋ですよね。
しかしこれが一度割れてしまうと、完全に元に戻すのが難しいのです。
この水泡上の袋が割れないためにも、飼い方にいくつか注意しなければならない点があります。
まず、水槽の中に流木など水泡眼を傷つける可能性があるものは一緒に入れないでください。
また、他の品種と同じ水槽に入れて飼うのもやめましょう。
水泡眼や攻撃されやすい種類でもあります。
最後に、水換えの際には十分注意してあげましょう。
水換えのタイミングでホースなんて使ってしまったら、水の勢いで水泡袋が割れてしまうことがあります。
水換えの時は注意して、優しくネット等を使ってすくってあげましょう。
まとめ
昔から愛されてきた水泡眼という金魚について、いかがでしたか?
眼球の位置といい、水泡袋といい可愛さが満載で本当に飼いたくなってしまいますよね。
あの破裂しそうな水泡袋はやはりデリケートなものなので、大切に扱ってあげてください。
もちろん水泡袋だけではなく、毎日こまめに水泡眼を観察して楽しんで飼っていきたいですよね。