錦鯉のような美しい朱文金。
大きくてその姿は迫力があると金魚ファンには人気だといわれています。
そんな朱文金は色が変化するようなんです。
今回はそんな朱文金の色の変化について。
なぜ変わるの!?というテーマでお届けします。
朱文金はどんな金魚?
朱文金は、明治時代にキャリコの出目金、フナ尾の和金、緋ブナの3種類を元に品種改良され作られた金魚でだといわれています。
朱文金は、フナの血統であることから体が丈夫で大きく成長し、大きいもので30cm以上にも成長するともいわれているようです。
- 朱文金の色
朱文金は、色が美しい金魚としても知られているんです。
朱文金の体色は、赤(朱色)黒、藍色がキレイに混じりあったキャリコ柄をしておりその姿が錦鯉みたいだといわれていることから朱文錦とも呼ばれているようです。
- 朱文金の稚魚の色
朱文金は大人になってからの色と稚魚のときの色は違うといわれており、稚魚の頃はほとんどが茶褐色の地味な色目だといわれています。
そのため、稚魚から大人の朱文金になって初めてどんな色かわかることになるようです。
真っ赤な朱文金が欲しかったのに黒や青ベースの朱文金だったなんてことも多々あるようですね。
朱文金の色の変化
稚魚の朱文金が地味目なのに対して、大人になると華やかで豪華な色目に変化するのも朱文金を飼育する楽しみかもしれませんよね。
模様や色目は大人にならなければわからないのですが、朱文金の色が変わるのは成長過程では当然のことのようです。
成長過程で赤やオレンジの色目に強く出て来たり、しばらくすると黒い色目が混じってきたりと朱文金は完全に大人になるまでに色目が変るのが特徴でもあるようです。
例えば稚魚の頃は茶褐色でももともとの遺伝子がオレンジや赤の色素を強く持っていた場合、大人になると赤が強く出ることが多々あるようで、黒や青の色素を強く持っていると黒っぽい朱文金に育つようです。
- 餌や太陽光線で色を変か出来るのか?
では、餌や太陽光線を浴びさせて色を変化させることは出来るのか?という飼い主さんもいるかと思いますが、色の変化はもともとの持っている色素があるため、外的な何かを加えることで変えることはできないといわれているんです。
でも、餌や太陽光線では色揚げをすることは可能なんです。
キレイな赤い色にしたい時は、赤ムシやオキアミなどの赤い発色が良くなる餌を食べさせると色が変わるときキレイな発色になるといわれています。
また、太陽の光線をたっぷり浴びると黒いキレイな色に色揚げ出来るともいわれているんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
朱文金の色の変化についてご紹介しました。
朱文金は稚魚から大人になるまでに色目が変化するのが特徴で、最終的にはもともとの色素を持っている色に変化するようなんです。
どんな色目になるのかわからないところも、朱文金を育てる上での楽しみかもしれませんよね。