ふっと気が付いたら飼ってきた金魚が、白くなってきている。

どうしたんだろう?病気??

不安になりますね。

病気ではない場合は、長生きしてきた金魚に多く見られる褪色(たいしょく)があります。

加齢褪色

金魚 色 白くなる 原因 対処法

金魚は成長過程で何度か色が変わります。

鮒色(フナイロ)→ 黒 → 赤 / キャリコ柄 / 赤・白更紗柄など→ 白くなる

金魚も長生きをすると当然年を取り、動きも遅くなり色も薄くなり、白い色がでてきます。

この年を取ると共になる褪色は、白髪が生えてくることと似たようなものだと考えてもらうと解りやすいと思います。

でも若白髪もあれば、年を取っているのに白髪のない人もいるように、金魚たちにも個体差があると思います。

その他に「サビ」と呼ばれる症状もあります。

金魚の色があせたり、サビの色になることを言います。

鮮やかな赤がオレンジ色(さび色=錆色)になります。

一般的に魚の老化によってなることが多いです。

赤い金魚が白くなってオレンジになってしまったというのは、「サビ」でしょうね。

大抵、エサの中に色揚げの成分が含まれているので、普通に飼育していて色が白くなるようなら、遺伝もあるでしょうし、日光不足もあるかもしれません。

ここまでは健康な金魚のことでしたが、病気で白くなってしまう場合もあります。

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病気によるもの

白点病は、金魚の体に寄生した白点虫が原因で起こる病気で、「金魚の風邪」と呼ばれるほど金魚の病気と定着しています。

水カビ病は、金魚の体に傷がついていたり抵抗力が弱くなってしまった場合にかかりやすい病気です。

水カビが体に発生し、綿のような形になり繁殖をしてしまいます。

白雲病は、寄生虫が金魚の体についてしまうことによって起こる病気で、特に水質が悪くなっている時に起こりやすいと言われています。

以上が病気で金魚の色が白くなってくるものです。

もし病気の場合は、早急に治療が必要になりますので、日頃の観察を欠かさないようにしましょう。

色揚げのためのエサ

金魚のエサには、色揚げを重視したエサがあります。

でも、あまり強力なエサを食べさせると、色が不自然に濃くなり、色のつかなくてもいい所にまで、(白い部分がある金魚)色が入ったり、消化不良になることがあるらしいです。

そんなときは、普通のエサと混ぜて食べさせるとよいらしいです。

まとめ

褪色は病気ではないので、自然に受け入れてください。

光源やエサの与え方で色が上がったり下がったりするようなので、金魚の体調をよく観察しながら、無理なく色揚げをしていきたいですね。

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