金魚の中でも、希少な存在だといわれているジキン。
そんなジキンとはどのような特徴があるのでしょうか?
飼育方法は他の金魚とは違うのか?
今回は、金魚「ジキン」の飼育の方法についてご紹介したいと思います。
ジキンとは?
ジキンとは、地金とも表記され、和金が突然変異したもので、尾びれの形が特徴的でX状に広がった孔雀尾が特徴だといわれている金魚なんです。
大きさは個体差はありますが、およそ20cmくらいで、大きめの金魚となるようです。
ジキンは、愛知県の名古屋で生まれ飼育された金魚で、キレイな色にする為に鱗をはがしたり、人口的に色を塗布したりされたといわれています。
- ジキンの名前の呼び方
ジキンは呼び方が何通りもあるといわれていて、尾びれは名古屋城の鯱に似ていることから、鯱と呼ばれたり、色調が孔雀の羽に似ていることから孔雀とも呼ばれているようです。
また、口と各ひれが6か所赤いことから六鱗とも呼ばれているようです。
さらに、英語名では、尾びれの形からバタフライテイルとも呼ばれているみたいです。
ジキンの飼育方法
ジキンは飼育が難しいといわれ、人工的に繫殖されたことから体が弱く病気などにかかりやすいようです。
ジキンは大人になったときのことを考慮し45cmから65cmくらいの水槽を用意すると良いといわれています。
さらにジキンは砂を掘る習性があるため、水槽の底には細かめの底砂を敷いてあげると良いといわれています。
また、ジキンを飼育するための水槽内の水温は20℃から28℃くらいで、比較的高温での飼育できるといわれていることから夏場にも強いといわれているんです。
ジキンの飼育で難しいといわれるのは水質調整で、ジキンはキレイな青水で飼育しなければ弱ってしまうといわれています。
青水とは植物プランクトンが十分繁殖した状態の水で、植物プランクトンの量のバランスが崩れてしまうと青水の色が茶褐色になり、ジキンが病気になる原因に繋がるといわれています。
ジキンの飼育はこの青水が決め手となるくらい、青水の管理には注意が必要とされているんです。
季節によって青水の色も変化しやすくなることも理解した上で飼育しなければならないようですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ジキンの飼育についてご紹介しました。
ジキンは青水で飼育することが基本で、この青水をキープすることが最も難しいといわれているため、金魚の飼育に慣れた人でないと大変だといわれているんです。