出目金を金魚すくいでゲットしてきても、飼育早々に命を落とすこともあり、飼育が難しいというイメージを持つ方が多いです。
出目金の飼育には適した水温と水質を維持できれば、十分長生きさせることができます。
そこで、出目金の飼育に最適な水温について紹介します。
出目金の飼育に最適な水温は?
最初に、出目金を自宅に連れて帰っていきなり水道水が入った水槽などには入れないようにしましょう。
出目金の飼育には塩素の入った水道水は適していません。
塩素が呼吸器系に入って細胞を壊してしまい、衰弱することになり兼ねません。
水槽の水には、ペットショップやホームセンターで売られているカルキ抜きの水を用意してあげます。
出目金の飼育に最適な水温は、20℃~28℃とされています。
温度が低いと病気になったり食欲が落ちるなどが見られるので、温度が低すぎるようならヒーターの活用をおすすめします。
持ち帰ったすぐは袋ごと水槽へ
出目金を水槽内に入れる時には、袋ごと水に浮かべて20分前後水合わせを行って水温に合わせるようにしていきます。
水温がほぼ同じぐらいになったら、今度は、出目金の入っている袋の中に少しずつ水槽の水を足していきます。
そして、その状態で袋を閉じて、10分ほどもう一度袋ごと水槽に浮かべます。
そして、また袋に水槽内の水を入れて10分待ちます。
こうすることで出目金を、水温と水質に慣れさせます。
この作業は、3回~5回ほど繰り返してください。
そして、最後は、出目金を安全に水槽内に投入しますが、出目金の目はとてもデリケートでちょっとした接触で傷つきやすいです。
もし、移してあげる中で傷がついてしまうと、そこから細菌が入って病気になってしまうこともあるので丁寧に移してあげてください。
おすすめなのは、袋を横にして袋から自然に水槽内に泳いで行けるような状況を作ってあげる方法です。
もし、袋に汚れがあるようなら、網ですくって丁寧にゆっくりと水になじませるように水槽に移してあげてもいいです。
まとめ
出目金の飼育には水質がかなり重要です。
水換えは汚れる前に行って清潔にしてあげてください。
では、この記事のポイントをおさらいしておきましょう。
- 水槽内の水はカルキ抜きの水を用意
- 最適な水温は、20℃~28℃
- 袋ごと水槽の水に浮かべて水温に慣らす
- 袋に水槽の水を足して10分ほど浮かべることを3回~5回繰り返す
- 水槽に移すときは、袋から自然に泳いで行くような状況を作る
水槽は、出目金の成長を考えた大きさのものを用意して、ゆったり泳げるようにしてあげてくださいね。