縁日の金魚すくいなどで、いろいろな種類の金魚が一緒に泳いでいるのを見ると、家の水槽でも同じことをやってみたくなりますよね。
しかし金魚には種類によって相性があり、混泳ができる組み合わせと混泳が難しい組み合わせがあります。
この組み合わせを誤ってしまうと、金魚同士がケンカをはじめてしまったり、共食いが発生するという最悪のケースも考えられます。
特に、出目金のような特殊な特徴を持った金魚は組み合わせが難しいと言われています。
今回は、金魚のケンカや出目金がいじめられてしまう時の対処法についてまとめてみたいと思います。
金魚のケンカについて。出目金がいじめられてしまう場合どうする?
金魚同士でケンカが発生してしまうのには様々な原因が考えられます。
一番考えられる原因はエサ不足によるストレスです。
人間も空腹の状態が長く続くとイライラしますが、金魚も一緒です。
なるべくストレスを与えないためにも、すべての金魚に適量のエサがいきわたるように調節してあげましょう。
大きな目を持ち、金魚のなかでもひときわ目を引く出目金という種類の金魚がいます。
この出目金という金魚は他の金魚との混泳が難しく、いじめられたり、エサとして認識されてしまうことがあります。
出目金がいじめられてしまう場合には、やはり他の金魚とは別の飼育容器に移してあげるのが一番でしょう。
しかし、水槽などの数や場所の問題もあり、すぐには隔離してあげられないという場合もあるでしょう。
そういった場合は、隠れ家を作ってあげることにより、一時しのぎくらいにはなるかもしれません。
植木鉢などの陶器の破片や、隠れ家として十分な大きさの水草などを、飼育容器に設置してみてください。
いじめる側も、目標を見失えば追いかけるのを諦めるため、少しは効果があるでしょう。
しかし、あくまで一時しのぎにすぎませんので、早めに別の飼育容器に避難させてあげるようにしてください。
まとめ
今回は、金魚のケンカや出目金がいじめられてしまう場合の対処法についてまとめてみました。
金魚は縄張り意識が強く、同じ種類同士でもしばしばケンカをする生き物です。
せっかく観賞目的で飼育している金魚が、ケンカばかりしていたら悲しいですよね。
観賞を楽しむためにも、ケンカをしないような飼育環境を作るようにこころがけましょう。