いつもどおりに金魚を観察したら・・・あれ?なんかおかしい?
病気!?でもなんの!?どうやって治す・・?
などの疑問解消!!!
目次
なんの病気なの?
ヒレ
- 尾腐れ病
ヒレが溶けたようにダメージをうけてる状況になる病気です。
エラ
- エラ病
細菌や寄生虫がついて肺の機能が阻害されてしまう病気です。
エラは、金魚にとって肺の役目をしており進行も早く、命にかかわってしまいますので、発病したらすぐに治療しなければいけません。
鱗
- 穴あき病
感染力がとても強く、鱗が盛り上がるように充血してやがて鱗が剥がれ、肉が露出し穴が開いたように見えてくる病気です。
目
- ポップアイ
出目金のように目が異常に飛び出してくる病気です。
重症化してくると眼根と視神経に影響が出て、眼が取れてしまう可能性もあります。
- 白濁
レンズの透明感がなくなり白く濁る病気です。
ひどい状態になった場合、失明してしまう可能性もあります。
なんでなるの!?原因は!?
尾腐れ病原因
水質の悪化やストレスによる体調悪化など。
あとは怪我などでできた傷からの感染などが原因と考えられます。
エラ病原因
水質の悪化や過密飼育などが、原因となって引き起こされると考えられます。
カラムナリス菌、ダクチロギルス・ギロダクチルス、サイクロキータなどの寄生により発症したりもします。
例えば、ポンプの周辺で動かなくなったり、餌を食べてもすぐ吐くようなら確実だと思ってください。
早期で気づいた場合は、夏なら1日の治療で治りますが、少しひどくなると、エラや口の開け閉めが早くなり、バック泳ぎをしたりします。
重症になると両方のエラが開いたままになります。
その他に、色が黒くなる、ガラスにぶつかるぐらいに激しく泳ぐなどの異変行動が起こります。
穴あき病原因
エロモナス菌によって引き起こされると考えられます。
通常は、強い病原性をもっていないのですが、金魚に外傷や体力の低下などの何かしらの悪条件があると感染し発病にいたります。
ポップアイや目の白濁の原因
エロモナス・ハイドロフィラ菌の感染によって引き起こると考えられます。
治療する方法は!?
尾腐れ病の治療法
まず始めに、水槽の水を半分だけ交換してあげます。
理由は、水の中は既に菌が繁殖している状態なので綺麗な水に変えてあげる必要があります。
詳しい治療法は、金魚の状態によってかえてあげてください。
餌も食べられて元気なようでしたら、水を交換するだけでしばらく様子を見てみるのもいいと思います。
金魚はいつもの場所で生活しているのが一番落ち着き、ストレスも無く回復が早いと言われているそうですよ。
エラ病の治療法
エラ病の原因であるカラムナリス菌は塩分に弱いという特徴があるので、薬浴と併用して塩水浴を行うと治療効果が上がるようです。
この場合、水槽の水や中に入っているものはすべて綺麗にしてあげてください。
塩水浴の場合、始めに0.5%の濃度の塩水に入れます。
治療している間は必ず絶食にし、軽度の場合は、3日ぐらいで完治します。
少し悪化してる場合は、1週間ほど期間がかかります。
それよりひどい場合は、薬浴もしてあげてください。
穴あき病の治療法
観パラDやイソジン点滴などを使い治療します。
使用する薬品によっては25℃ぐらいの水温に保ったほうが効き目がいい物もあるようなので、確認してみてあげてください。
ポップアイや目の白濁の治療法
圧力が関係している病気なため、水深の浅い環境の中での治療が良いと言われているようです。
薬浴を3日~5日続けて殺菌処理を行ったその後、塩水浴に切り替えて1週間ほど様子をみてあげてください。
まとめ
部位によって沢山の病名があり、治療法もさまざまであることがよくわかりました。
手遅れにならないようにするには、やはり日頃から気をつけて見てあげてるのがいいのかもしれませんね。