とても大きく丸い目が特徴の出目金ですが、そのチャームポイントである目が、腫れたり、赤くなってしまうと、心配になりますよね。
このような症状が出ている出目金は、病気になってしまった可能性があります。
今回は出目金の目が腫れたり、赤くなってしまう原因や、その対策方法についてまとめてみたいと思います。
出目金の目が腫れてしまうのはなぜ?
出目金の目が腫れている、もしくは白く濁ったりしている場合、ポップアイという病気になってしまった可能性があります。
この病気はエロモナス菌という細菌によってひき起こされる病気です。
エロモナス菌自体は魚の体内や、水中に常に存在する菌です。
健康な状態の出目金にとってはさほど脅威ではないのですが、免疫力が低下した状態ですとポップアイの発症の危険性が高まります。
ポップアイになってしまうと、目が飛び出したような状態になり、放っておくと角膜が変形したり、最悪目が取れてしまうこともあります。
治療法としては、塩水浴や薬浴により改善することもありますので、ポップアイの兆候を確認したら、早めに手を打ちましょう。
また、エロモナス菌は感染しますので、兆候の出た出目金はすぐに隔離することをおすすめします。
出目金の目が赤くなってしまったら
出目金は酸素が足りない状況が続くと、無酸素症になってしまうことがあります。
この無酸素症の兆候として、目が充血して腫れあがるという症状がでてきます。
ですので、目が赤くなっている出目金は無酸素症になっている可能性があります。
酸素が足りない状況下にある出目金は、水面近くで口をパクパクさせるという行動をとるようになります。
この行動を「鼻上げ」と呼びます。
この鼻上げを確認した場合は、すぐにエアレーションやポンプなどを確認し、酸素濃度を調整する必要があります。
また目が赤くなっている出目金は、かなり衰弱している可能性が高いので、塩水浴をさせるなどして体力の回復をするといいでしょう。
まとめ
今回は出目金の目が腫れたり、赤くなる症状についてまとめてみました。
出目金は、体の不調が目に現れることが多いです。
病気などの兆候は比較的わかりやすいので、確認出来たら早めの対処をしてあげるようにしましょう。