飼っている金魚がガラスにぶつかってしまうことはありませんか?
そのような時、どうしてなのか心配になりますよね。
ここでは、金魚が水槽のガラスにぶつかってしまう原因を調べてみました。
エラ病かも?
エラ病は、エラに細菌や寄生虫が付着して、金魚の機能が阻害される病気です。
金魚にとってエラは呼吸する器官で、人間にとっての肺のような役割をします。
ですので、このエラ病になってしまうと命に関わるのです。
初期の症状では、隅の方でじっと動かなくなります。
これは、酸素が多い場所であるので、その近くで動かなくなってしまった場合には、エラ病かもしれません。
また、餌も時々食べようとするのですが、食べても吐き出してしまいます。
中期の症状では水面の近くに行って、酸素を取り入れようとします。
その後、しばらく動かなくなります。
口の開け閉め、エラの動きが早くなります。
また、バックで泳いだりもします。
よく観察してみると片方のエラだけで呼吸していることもあります。
末期の状態だと、両方のエラが開いたままになってしまい、餌を食べることができなくなってしまいます。
ゆっくりと無気力な泳ぎが特徴です。
また、この時期にガラスにぶつかるほど激しく泳ぐという症状があります。
治療方法はあるの?
エラ病だった場合には薬浴をしてあげます。
エラ病の原因であるカラムナリス菌は塩分に弱いという性質があります。
よって、薬浴と併用して塩水浴をすると効果がぐんと上がります。
0.5%の濃度の塩水に金魚を入れて数日間泳がせてあげましょう。
塩水浴の治療期間には絶食させましょう。
初期のエラ病なら3日ほどで完治します。
また、中期のエラ病では1週間ほどかかります。
また、イソジンを使う方法もあります。
金魚ちゃんエラ病の可能性あるから薬浴開始。写真ブレる〜:;(∩´﹏`∩);: pic.twitter.com/yRnRY9VCKa
— らぴ☆あいどる! (@rapismile) 2016年10月16日
エラ病を予防する方法
エラ病の予防方法の1番の対策はエラ病の原因である細菌を繁殖させないことです。
繁殖させないために、餌の与えすぎや水温の急激な変化に気を使って水質の悪化を防ぎます。
梅雨時期から初夏、さらに秋口にも多く菌が繁殖してしまいます。
この時期は、定期的な水換えを心がけましょう。
まとめ
エラ病になってしまうと命に関わるので、早めに気づいて、治療をしてあげましょう。