卵詰まりは、文字通り卵が詰まってしまう症状ですが、この卵詰まりを起こす原因として考えられることは、エロモナス菌による感染や排せつ障害、水質の悪化などが考えられます。
その他では急に水の温度が下がってしまったことが原因で腸閉鎖を起こしてしまったり、金魚自体の免疫力が低下してしまったことも原因となってしまいます。
卵が詰まってしまうと軽度の松かさという病気まで発症してしまい、治療法も大変になってしまいます。
卵詰まりの症状とは?
腸に卵が詰まってしまうことから排泄ができなくなり止まってしまったり、お腹がパンパンに膨れてしまいピンポンボールを抱えているようにまん丸になってしまい、あまり動くことがなく底でじっとしている状態になります。
そのせいで顔も膨れてきた状態になるため、目が飛び出す病気のポップアイになってしまい体表粘膜まではがれ始めてしまいます。
この状態が続くと金魚にとってはとても深刻な状態になってしまうので、早めの治療や対処法が必要となります。
治療法はあるの?
卵がお腹に溜まってしまう病気の治療法は、内臓を傷めないように軽くお腹を押してあげると卵がでてきます。
その際の注意点としてですが、力を入れすぎてしまうと金魚が苦しくなってしまったり内臓を圧迫してしまうという結果になります。
それでも出てこないようであれば、体内で卵の腐敗が始まってしまい治療法がなくなるということになってします。
その結果とても悲しいことですが、金魚は亡くなってしまうという結果になってしまいます。
まとめ
今回は、金魚の卵詰まりとその症状についてまとめました。
卵を産む金魚にとって詰まってしまうということは、とても大変なことになります。
本来ならば自力で産み落とすというのが普通なのですが、まれに自力では産めない金魚もいます。
お腹がパンパンになってきてその状態が長く続くようであれば、飼い主さんの手助けが必要となるので力を入れ過ぎないよう優しくおなかを押して出してあげてください。
金魚は言葉が話せない分、少しでも早く異変に気付いてあげることがとても大切です。
いつまでも大切に育ててあげてくださいね。