あれ?金魚に丸い白っぽいようなものが付いているけれど、何だろう?と気づいたら、それは、ウオジラミかもしれません。
寄生虫の一種です。
付着しているけれど少ないし、エサもよく食べているから薬浴させれば治るかな、と判断しがちです。
寄生虫は放置しておくと、どんどん大きくなっていきます。
すぐにでも除去しなければなりません。
ウオジラミの発生の原因と駆除方法についてです。
ウオジラミ発生の原因
水換えもしっかりとしているのになぜだろう、と困ってしまいますよね。
水草に寄生していることが多いです。
まさか付いているとは思わず水槽に入れてしまいますよね。
水槽に入ってから増殖して、金魚に付着するわけです。
6月から9月は気温が高くなるので水槽内に菌が増えやすく、この時期は特に気をつける必要があります。
与えているエサがアカムシなどの生エサの場合、それにウオジラミが寄生している可能性があります。
そうなると、エサが原因になります。
ウオジラミは金魚のヒレや体に張り付き、血液を吸って成長していきます。
2ミリから5ミリぐらいの円形です。
肉眼でわかります。
ウオジラミの駆除方法
一度ついてしまったら、泳いでいる間に取れるということはありません。
急いで金魚からウオジラミを除去します。
薬を水槽に入れれば取れるというものではありません。
ピンセットか毛抜きで直に取り除いてください。
観賞魚用の寄生虫殺虫剤の薬があるので、ペットショップまたはホームセンターのペットコーナーで購入してださい。
それをきれいに掃除した水槽に入れます。
厄介なことに、ウオジラミの卵は非常に強く、薬剤でいなくなることはありません。
孵化した幼虫には効果を発揮するので、薬剤は4、5日入れます。
水槽内にあるエアーポンプやフィルターなどの道具も全てきれいに掃除をしてください。
その間、金魚にはエサを与えてはいけません。
絶食させます。
そして、治ってから与えるエサに注意してください。
原因のところで述べましたが、アカムシなどの生エサにはウオジラミが寄生しているかもしれないので、与えないでください。
ドライタイプのものにしてください。
まとめ
ウオジラミの駆除には時間と手間がかかります。
根気よく続けてください。