金魚を飼っていて、体の表面にできる病気は非常に多くあります。
その中でも特に注意する病気の一つとして、白雲病が挙げられます。
白雲病とはどんな病気なのでしょうか。
その原因や治療についてまとめてみました。
白雲病の原因や治療、対処方法
白雲病は金魚がかかる病気の中でも、最も注意しなければいけない病気の一つだとされています。
治療法や原因、対処法について調べてみました。
白雲病ってどんな病気?
白雲病に罹ると、体の表面や鱗に白雲の様なもやっとした斑点が出来ます。
これは初期症状で、次第に膜のように体を覆い、進行が早く、放置すると1~2週間ほどで命が失われてしまうのです。
病気になってしまった時には、病状が軽いうちに治療を始めることが大切です。
白雲病の原因について
白雲病の原因は、コスティアやキロドネラと言った細菌が寄生することによって起こると言われており、体の表面に現れる白くもやもやとした箇所は、金魚の粘膜だと言われています。
寄生した細菌が攻撃をするようになると、このような症状が見られるのです。
水質環境の変化や悪化によるものが、原因のほとんどだと言われています。
その他にも、水温の急激な変化も原因の一つとして考えられます。
白雲病の治療には食塩浴や薬浴が効果的
体の表面に白雲病のような白い斑点が出来始めた場合には、速やかに別の容器に移して薬浴して治療します。
他の金魚への感染を防ぐためにも、治療は早めに行うようにします。
症状が軽い場合には、食塩浴で十分に効果を発揮すると言われていますが、重症化している場合には薬浴がお勧めです。
食塩浴でも薬浴でも、濃度が濃すぎると魚の体力を奪ってしまい、逆効果になるので量には十分に注意しましょう。
白雲病にかからないようにすることが大事
治療法もありますが、予防することに力を入れるようにしましょう。
水質管理や水温管理をしっかりと行い、新しい魚を入れる時にも、いきなり同じ水槽に入れるのではなく、別の水槽に入れるようにして少しずつ環境に慣らしてからにするといいですね。
まとめ
白雲病にならないように、日ごろから水質や水温の管理には徹底しましょう。
病気になってしまった場合には、塩浴や薬浴を行い、早期に治しましょう。