金魚の王様と呼ばれるらんちゅう。

その姿は貫録があるような、どこか愛らしいような。

とても人気のある品種です。

ですがらんちゅうは王様と呼ばれるだけあって、飼育は難しいと言われています。

難しいといわれるのは何故なのか、どこが難しいのか。

今回はらんちゅうの飼育が難しいのかどうかに着目します。

らんちゅうを飼育するのが難しいのは何故?

らんちゅう 飼育 難しい

らんちゅうの飼育が難しいと言われる要因は、水質管理がとてもシビアだという点です。

また他の金魚とは違った点が多く、他の金魚を飼育するのと勝手が違うという点もあります。

らんちゅうは、ある程度の水温変化ならば対応できると言われています。

一日10℃以下の変化なら耐えられるといわれるほど、水温の適応範囲は広いです。

ですがその反面、水質の変化には弱いのです。

水槽の掃除などをおろそかにしてはいけませんし、水換えの際も水質が一気に変わらないように細心の注意を払わなければいけません。

適温範囲は広くても、体が強い訳ではないのです。

次に、他の金魚と違う点というのは、いくつかあります。

まず、らんちゅうは他の金魚とは違い、背びれがありません。

そのせいもあってか、らんちゅうは他の金魚に比べて泳ぐのが下手です。

その泳ぎ方が、らんちゅうのらんちゅうらしい貫録を構成する一要因、またはかわいらしさとなっているのですが、下手なものは下手です。

魚の移動方法は泳ぐことですから、泳ぎが下手ということはいろいろと支障が出てきます。

またよく見ていればわかると思うのですが、らんちゅうは他の金魚に比べて口が下の方についています。

なのでらんちゅうは、泳ぎが下手なのも相まって、餌を食べるのが下手です。

飼育していると餌は上から与えるものですから、らんちゅうからすると食べにくいことこのうえないのです。

ちなみにその点を考慮すると、らんちゅうを飼育する際には、餌は水に沈んでいくタイプのものにすると良いです。

水面に浮かんだ餌を食べるのは非常に下手くそですから(そこがかわいい点でもあります)、沈降性のものにしてあげると、らんちゅうが食べやすくて喜びます。

または活餌にしてあげると良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

今回はらんちゅうの飼育が難しいと言われる要因を紹介しました。

らんちゅうは飼育が難しいと言われますが、逆に言うならば、上記のことさえ気にしていれば飼えない訳ではない、となります。

難しいとは言われますが、不可能ではないので、参考にしてみてください。

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