ピンポンパールを飼っていて、目が飛び出したようになっていたり、目が白く濁っているという症状がみられる場合には、ポップアイになっている可能性があります。

ポップアイはどのようなことが原因でおこるのでしょうか。

ここでは、ポップアイが起こる原因・治療方法について紹介していきたいと思います。

ピンポンパールのポップアイの原因

ピンポンパール ポップアイ 治療

ポップアイとは、ピンポンパールだけでなく金魚全体に起こる目の病気です。

目が飛び出したようになっていたり、白く濁っている場合にはポップアイになっている可能性があります。

ポップアイが起こる原因として、水槽の水質の悪化・ウィルス・エロモナス菌への感染・寄生虫などの他に、免疫力の低下・餌の与え過ぎ・バクテリアのバランス・加齢によるものなどが上げられます。

ポップアイを発症すると、目が異常に飛び出した状態になったり、ひどい場合には目が取れてしまったり、眼球レンズが白く濁ってしまい失明する事があります。

ポップアイのため角膜が変形してしまうと元に戻らなくなってしまうので、ピンポンパールの目がおかしいとい場合には治療を行うことが大切になってきます。

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ピンポンパールのポップアイ治療方法

ピンポンパールの目がいつもより出ている、眼球が白く濁っていると感じ、水が濁っている場合には初期症状なので、水槽の水の約60~80%を換えろ過フィルターを清掃し、水槽内の環境を換えてあげましょう。

エロモナス菌が原因の場合には、初期の場合0.6~0.8%の塩水浴と、治療薬の「アグテン」または「グリーンFゴールド顆粒」の薬浴を合わせて行いましょう

エロモナス菌は他のピンポンパールに感染することがあるので、水槽ではなく他の容器に移し行ないましょう。

薬浴を3~5日続け殺菌し、その後0.5%の塩水浴をストレス軽減のため1週間程度行います。

ポップアイは眼圧を下げる必要があり、水深15cm程度に浅くして行うことが大切になってきます。

また、治療を行っている場合には餌を与えないようにしましょう。

その他に、水温が高いと眼圧を上げ悪化させる可能性があるので水温が20度以上ある場合にはヒーターを使わないようにしましょう。

まとめ

ピンポンパールがポップアップになってしまう原因として、水槽の水質の悪化・ウィルス・エロモナス菌への感染・免疫力の低下・餌の与え過ぎ・バクテリアのバランス・加齢によるものなどが上げられます。

ポップアップに気づき、水質が悪いと感じた場合には水の入れ替えとろ過フィルターの掃除を行ないましょう。

エロモナス菌が原因の場合には、塩水浴に加えて治療薬を使うことが大切になってきます。

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