らんちゅうはデリケートな金魚なので水質の悪化や病気には気をつけなければならなく、飼育が大変な魚として知られています。
ですが、しっかり育てると体色も良く優雅に泳ぐ姿を見せてくれます。
らんちゅう飼育の醍醐味ですよね。
でも、デリケートな金魚なので水槽にも気を使わないとストレスを溜めてしまいます。
そこで、らんちゅうにはどんな水槽が良いのか?
らんちゅう飼育の水槽の適正なサイズについて触れてみたいと思います。
らんちゅう飼育に最適な水槽サイズとは?
一般的に金魚と言えば『金魚鉢』で育てる事をイメージしますよね?
多くの人がイメージする水槽は金魚鉢が多いと思いますが、らんちゅうには少し向いていません。
水が汚れやすい環境での飼育は、らんちゅうには良いと言えないからです。
では、らんちゅう飼育をするにはどんな水槽が良いのか?
サイズによっては飼育が難しい
金魚鉢の様な狭く小さな空間での飼育は難しいと思います。
小さな空間の水槽では水が悪化しやすからです。
らんちゅうはデリケートな金魚で、餌を多く与えてしまうと食べ残しもします。
残った餌は底の方でひっそりと腐敗し水を汚してきます、
ですから、らんちゅう飼育には小さな水槽ではなくある程度大きな水槽が望ましいでしょう。
個体数で変わってくる
これは当たり前の事になりますが、飼育する個体数によっても水槽の大きさは変わってきます。
数が増えたらその分、消費する酸素の量も増えてきますのでサイズにも大きな変化が見られるでしょう。
らんちゅうは数匹程度から始めましょう。
品種によって選ぶ
同じ金魚でも性格が変わってきます。
縁日などで見かける金魚の様に飼育しやすいような個体ならば問題はありませんが、らんちゅうは繊細でデリケートな金魚ですので水槽選びも慎重にしなけれはまなりません。
水槽の深さは?
らんちゅうや江戸錦の様な金魚は上から見て楽しむ事が多いので、水槽を選ぶ基準としては深さより広さで選ぶと良いかも知れません。
また、背ビレが無いのでゆったりと泳ぎます。
ですから飼う時には水流も弱くしてあげなければなりません。
オススメな水槽サイズ
らんちゅう飼育に向いている適したサイズの水槽は、深さより広さを重視して探すと良いです。
60cmの水槽でも飼育は出来ますが、ゆとりを持たせた90cmサイズやそれ以上の水槽が良いかも知れません。
他にはトロ舟なども広くて浅い水槽が良いでしょう。
まとめ
飼育が難しいデリケートならんちゅうですので、狭い空間の水槽より大きな水槽が良いでしょう。
選ぶときは深さより広さを重視して飼うと良いかもしれません。
オススメはトロ舟のような間口の広く浅めな容器を使うと楽ですし、上から見ても綺麗に見えますよ。