大きさが全然違うし一目でわかるよ!という声が聞こえてきそうですが、意外と稚魚のうちはわからないものなのです。
小赤はフナ体型ですので、同じサイズだとパッと見同じに見えても仕方ありません。
しかし、そもそも金魚と錦鯉の稚魚なんて見分けなければならない場面があるのでしょうか?
ご安心ください、ちゃんとありますよ。
今回は、錦鯉と金魚の見分け方についてご紹介します。
金魚すくいで錦鯉!?
金魚すくいでもらってきた金魚がなんと錦鯉だった!
いやいや、ありえないでしょと思うかもしれませんが、実際よくあることなんですよ。
金魚のみだと採算が合わないので混ぜることがあるそうなのですが、錦鯉稚魚なんて入れたら余計採算合わなくなりそうですよね。
しかし、金魚すくいに入れられるのは色味が悪く生まれてきてしまった錦鯉、すなわち値段が付けられないものが混ざっているので、旧家のお庭で見るような美しい色味のものではないのです。
そんな感じでうまく混ざっている錦鯉なのですが、よく見ると見分けることも可能です。
見分けるポイントは?
錦鯉と金魚の決定的な違いは「ヒゲがあるかないか」です。
パッと見はわかりませんが、鯉であればよく見てみると稚魚であってもヒゲが見受けられますよ!
あとは、ヒレに着目してみてください。
金魚は色が混ざっていても、ヒレまで色づくことはありませんのでヒレに色がついているものは少なくとも金魚ではないことが明らか、ということになります。
もし、金魚すくいをしていて錦鯉が混ざることが嫌であれば、それを伝えると交換などしてくれることがあるそうです。
すくってしまい、持って帰る前に気づいたのであれば交換してもらうのもありですね。
まとめ
今回は錦鯉と金魚の見分け方について調べてみました。
錦鯉の性格は温厚でおとなしいため、飼ってももちろん、愛着が湧くそうですよ。
しかし、金魚とは違い60cm以上になる場合があるので、もし大きくなったときに池など放す場所があるかによっても飼えるかどうかは選んだ方がよさそうですね。
最近、公園の池などに勝手に鯉を放す人もよくいるそうです。
生態系を壊すおそれもありますので、飼う場合は責任をもって最後まで飼うことを徹底しましょう!