朱文金と同じように思われがちなコメットですが、この2つのタイプの違いについてと混泳って可能なのか?を合わせて調べてみました。
では、まずはそれぞれの特徴についてご紹介しましょう。
朱文金とは
まずは、朱文金について理解しておきましょう。
朱文金は、緋ブナとフナ尾の和金、キャリコの出目金をもとに作られた金魚で、フナの血筋を引いていることから体型は長手というすらりと長いタイプだといわれています。
また、フナの血統を強く引いているため丈夫であり、大きく20cmから30cm以上にまで成長することも多いようです。
朱文金の尾っぽは扇型で大きく広がっているのが特徴なんです。
泳ぎは早くすばしこいため、ゆっくり泳ぐタイプの金魚との混泳は避けた方が良いようです。
コメットとは
コメットは、日本から輸入されたフナや琉金を交配して作られた品種だといわれています。
体型は、和金を引き継いでいるため細い体と長く伸びた吹き流しのようなヒレが特徴だといわれています。
コメットの色目は、赤、白、黒、頭が赤い丹頂ツルのような丹頂、赤、白、黒が混じりあったキャリコ柄のものが主流だといわれているんです。
コメットの体長は30cmくらいで早く泳ぐため、ゆっくり泳ぐ金魚との混泳は避けた方が良いようです。
長い吹き流しのような長いヒレが特徴のコメットは、ヒレなどが傷つきやすく病気にもなりやすいという心配があるようです。
朱文金とコメットの混泳について
朱文金とコメットは同じように改良種で似ているといわれていますが、この2つの種類の混泳は可能なのか気になりますよね。
朱文金とコメットは、同じような長手のタイプと早く泳ぐ性質であることから同じ水槽での混泳は可能だといわれています。
ただ、お互いに体が大きく成長するため、どちらか一方が極端に大きく成長した場合は、力関係ができてしまうこともあるため、混泳は避けた方が良いかもしれないようです。
お互い、華やかな体色と特徴的なヒレや尾っぽを持つため、水槽のレイアウトを工夫することで華やかな印象になることでしょうね。
まとめ
朱文金とコメットの混泳についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
朱文金とコメットは同じような長手の体型や体質をしていることから、混泳には適しているみたいですね。
ただ、体の大きさに注意しながら、混泳を考えるようにしましょう。