丸くてかわいい、ピンポンパール。
鱗はとても綺麗で魅力的。
そんなピンポンパールの鱗が剥がれてしまった、なんてトラブルを経験された方もいるでしょう。
鱗が剥がれて大丈夫?
鱗は再生する?
そんな時に必要な情報をご紹介します。
ピンポンパールの鱗について
ピンポンパールの鱗は、一般の金魚と比べて立ったような鱗だと思います。
一般の金魚の鱗の成分はカルシウムで、普通鱗と呼ばれ、ピンポンパールの鱗の成分は石灰で真珠鱗と呼ばれています。
真珠の成分に近い為、普通鱗より起伏しやすいのです。
鱗が剥がれる原因は?
ピンポンパールの鱗が剥がれる原因としては、主に怪我などの外傷によるものです。
突起物がある設備などを水槽に入れて飼育したりすると、丸い身体が擦ってしまい怪我をする場合があります。
また、気性の荒い種類との混泳もケンカなどで、怪我のリスクがあります。
鱗を守る為にも、水槽内の器具には保護カバーを取り付けたり、気性の荒い種類との混泳は避けるべきでしょう。
また、ピンポンパールを購入する時点で剥がれている個体も中にはいますので、購入時は良く観察する事をオススメします。
鱗が剥がれるとどうなる?
一般の金魚ですと、鱗が剥がれた場合に松かさ病が発症したりしますが、ピンポンパールの鱗が剥がれると真珠鱗のピンポンパール特有の病気、水泡病が発症する恐れがあります。
水泡病はその名の通り、剥がれた鱗から水泡ができる病気です。
早期治療をしないと、ピンポンパールの命に関わるので注意が必要です。
治療には、薬浴+塩水浴をオススメします。
鱗が剥がれても、時間はかかりますが再生します。
ただ、ピンポンパールの特徴的な真珠鱗ではなく普通鱗が再生します。
冬場よりも夏場の方が再生スピードは早いです。
まとめ
ピンポンパール特有の真珠鱗はとても綺麗で老若男女魅力します。
その魅力的な鱗は、とてもデリケートなのです。
剥がれてしまった鱗は、再生しても普通鱗なので、やはり剥がれてしまわない環境作りがとても重要になってきます。
綺麗で魅力的な鱗を保つ為にも、水槽内の器具の配置、保護カバー、また、混泳についても考えるべきです。