金魚の種類の中でも、ピンポンパールは、丸くてかわいい人気ものですが、金魚の中でも体が弱い種類で初心者には飼育が難しい品種です。
特にピンポンパールと他の品種を混泳させる場合は注意が必要で、ピンポンパールがどういった品種なのか、また混泳相手もどういった品種なのかよく理解し、正しい混泳相手を選ぶのが長くピンポンパールを飼育できる秘訣なのです。
ここでは、ピンポンパールを混泳させる注意点をいくつか紹介します。
ピンポンパールとの混泳について
ピンポンパールは、まん丸の体系の為、泳ぎがあまり得意ではありません。
泳ぎも遅いです。
素早い金魚や熱帯魚と混泳させた場合、泳ぎが不得意なピンポンパールは、餌取り争いに負けてしまったり、ケンカでつつかれ怪我をしたりする事があり、あまり混泳に向いていません。
また、大きな種類との混泳も避けた方が良いです。
ピンポンパールとの混泳に向いている品種
ピンポンパールは基本的に単独飼育が望ましいです。
しかし全く混泳できないわけではありません。
混泳させるなら、底もののドジョウ、ミナミヌマエビ、体が小さく温厚な熱帯魚や、メダカなどと混泳させる事ができます。
ただ、いくら温厚な種類でも、ピンポンパール自体が弱っている場合は、つつかれてしまって怪我をし、その傷口から病気が発症する恐れもあるので注意が必要です。
他種とケンカをしていたり怪我をしていたら、すぐに単独飼育に切り替え、薬浴や塩水浴で怪我の治療をしましょう。
まとめ
金魚は比較的容易に飼育できるイメージがあります。
しかしピンポンパールに限っては、あの魅力的過ぎる身体のおかげで、泳ぎが下手なので飼育するにあたり混泳する相手を選ぶ品種なのです。
ピンポンパールは、丸くて愛嬌があり一度は飼育してみたい品種ですが、まず単独で飼育をするのか、混泳させるのか、混泳させるな、どういった品種なのか、良く調べてから飼育を始めた方が良いです。
また、混泳当初は、ケンカをしていないかよく観察した方が良いでしょう。
混泳というものは、どの品種も共通ですが、少なからず多少のリスクがあります。
その中でもリスクの少ない相手を選ぶのが、大切です。