らんちゅうの体に見るからに白い斑点が!
かつて飼っていた金魚とベタもこの病気になったことがあります。
その白点、白点病ではないですか?
今回はらんちゅうの白点病の原因、治療法、薬についてまとめていきますね。
らんちゅうの白点病の原因とは?
らんちゅうの白点病の原因は、せん毛虫が寄生することで発生するのです。
(せん毛ちゅうの名前はイクチオフリウスと言います)
この白点病、魚類にはとてもメジャーな病気で、どの魚も持っている可能性が高いのです。
この白点病は一緒の水槽に入れているらんちゅうにも移りますので、早急に治療が必要です。
進行も早く、始めは体を擦り付けるようなしぐさがあり、そのあと体に白い斑点が出てきます。
えらのあたりに斑点が出来てしまうと呼吸困難になってしまうので、見つけたら薬を使って治療します。
らんちゅうの白点病の薬ってあるの?
先ほども述べたように、白点病はとても移りやすい病気なので白点病と思われるらんちゅうは別の水槽に移して他のらんちゅうに移らないように治療します。
薬は、市販薬されているものでは、「メチレンブルー」「グリーンFリキッド」「ニューグリーンF」「フレッシュリーフ」などがあります。
白点病の原因となるせん毛虫、1週間ほどのサイクルで活動するので、この薬に最低でも2週間ほどらんちゅうを漬けておきます。
薬も数日で効果が薄れてきてしまうので、3日に1度、再度薬を追加しましょう。
そうそう!濾過のフィルターを入れると薬まで濾過してしまうのでフィルターは外しておきます。
まとめ
白点病は魚類どの種類もなる可能性が高いですので、見つけてもあわてず早めに対処してあげましょう。
大切なのは感染力が非常に強いので、白点病になってしまっている個体を見つけたらすぐに別の水槽に隔離してあげること。
薬を使うだけではなく、水槽内の温度を上げる治療法もあります。
せん毛虫は暑さに弱いので、水槽内をヒーターなどで30度にすると改善がみられます。
普段かららんちゅうの様子をよく観察し、あれ?と思ったら一度白点病を疑ってみましょう。