出目金は、その名前の通り大きく飛び出した目が特徴でトレードマークでもあります。
頭を振りながら泳ぐので、より大きな眼球が目立って可愛らしい人気者です。
出目金は同じ出目金でも、尾びれがそれぞれいろんな種類があるのはご存知でしょうか。
そこで、今回は、出目金の尾びれにスポットをあてて尾びれの種類について紹介します。
出目金の尾びれの種類
出目金は、もともと病的変異が原因で眼球が飛び出したリュウキンから誕生した品種です。
そのため、性格から体型もリュウキンと共通したところが多いです。
性格はおっとりとしていて、動きが鈍いこともあって泳ぎ方が優雅に見えます。
体型は、全体的に丸い体型で胴体が膨らんでいます。
そして、尾びれには種類があり、ショートテール、メイプルテールなどの名称がついています。
テールとは尻尾のことです。
他にも三つ尾や四つ尾、吹流尾、反尾や短二尾の尾ひれなどたくさんの種類があります。
これもリュウキンによくみられるものです。
尾の種類については、別名で呼ぶ場合もあります。
・ショートテール:別名を「短尾」と呼び、ランチュウのような尾ひれをした出目金です。
・メイプルテール:別名を「楓尾」と呼び、カエデの葉っぱのような形をしているのが特徴です。
・ブロッサムテール:この種類は「チョウビ」と呼び、上から見るとチョウが舞う形に見え、後ろから見ると桜の花びらの形に見える尾ひれで、出目金がひるがえる姿は、まるでスカートなびくように見えます。
・三尾(みつお):上から見ると三又になっていることからこの名で呼ばれています。三尾は、ほぼすべての金魚に表れる形状です。
・四尾(よつお):先に紹介した三尾と似ている形ですが、尾ひれの真ん中が根元まで切れ込みが入っているので、上から見ると四又に見えることからこの名で呼ばれています。
・吹流尾(ふきながしお):尾ひれでも特に長く伸びているものは吹流尾と呼ばれています。出目金の愛好家には、この尾ひれを好んで飼う人もいます。
・孔雀尾(くじゃくお):四尾をさらに変形したような形で、大きく広がった尾ひれが孔雀の尾羽をイメージさせることからこの名がつきました。
まとめ
いかがでしたか。
出目金の尾ひれには種類があるので、同じ出目金でもいろいろなんですね。
では、この記事をまとめてみました。
- 出目金の性格や体型はリュウキンと共通している
- 性格はおっとり
- 丸い体型で胴体が膨らんでいる
- 出目金の尾ひれの種類はたくさんある。
本当に様々な尾ひれがありますが、代表的な尾びれについては名前が付いているようです。
ということは、名前がついていない形の尾ひれを見つけることあるかもしれませんね。