大きな目と美しい尾びれをもつ出目金の可愛らしい姿は、熱帯魚愛好家たちのアイドルと言っても過言ではありません。

根強い人気をもつ出目金ですが、グッピーのようなタフさはなく想像以上にデリケートな生き物になりますので、十分に注意して育てなければなりません。

何となく動きが鈍くなった、以前ほどエサを食べない等、気になる点がある場合は、病気を疑いましょう。

出目金が病気になった?!塩水で治す方法とは?

出目金 病気 塩水

出目金の病気には、水カビ病、尾ぐされ病、白雲病、白点病等の病気が挙げられます。

熱帯魚は犬や猫等のペットと違い、熱帯魚を診てくれる獣医師がいなければ動物病院へ連れて行ったとしても、診察を受けることができません。

そんな時に役に立つのが、塩水になります。

塩水とは、いわゆる水に塩を加えたものであり、もっとも手軽に実施できる出目金の病気の解決法の一つといっても過言ではありません。

なぜ、塩水が出目金の病気に効果があるのかについてですが、出目金が何らかの病気を発症する時は人間同様、免疫力が低下した時になります。

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わたし達人間も免疫力が低下すると、風邪を引きやすくなったり疲れがとれない日々が続いたりしますが、それは出目金も同じです。

何だか体調が悪そうだなと感じた時は、早めに塩水を入れてあげましょう。

塩が出目金にもたらすメリットは、2つあります。

1つは、水槽内の浸透圧作用を上げることになります。

ちなみに、デリケートな金魚たちに最適な体内塩分濃度は0.5%~0.6%とされています。

この濃度に合わせてあげることで、出目金がストレスを受けずに生活できる環境がつくれるそうです。

続いて2つ目は、塩のもつ殺菌効果になります。

細菌が繁殖した水槽内の殺菌はもとより、出目金の身体に付着した細菌までもを殺菌してくれる効果が期待できます。

これによって新陳代謝が高まり、ストレスが回避され健康な身体へと戻るとのことです。

まとめ

出目金の体調が気になる時は、塩水をつくり、水槽に入れてあげましょう。

その際、塩分濃度には、注意が必要です。

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