出目金の目は、眼球が大きいからこそ繊細な部分であることはご存知ですか。
他の金魚とぶつかったりするなどすると傷ついてしまうこともあります。
最悪の場合は、出目金の目が取れることもあります。
そこで、出目金の目が取れるとしたら原因は一体何なのか、取れたらどうすればいいのかなどを解説します。
出目金の目は取れるの?
出目金の目は、外に飛び出すような眼球をしているので、場合によっては出目金の目が取れることもあります。
原因は様々で、他の金魚につっつかれたり、出目金よりも大きな魚に食べられてしまうこともあれば、水換えの時に誤って吸い取ってしまうなど様々なケースがあります。
最も多いケースは、他の魚につっつかれるケースです。
出目金は泳ぎがゆっくりで素早く泳げないことから、元気にスイスイ泳ぐ他の金魚などにつっつかれやすいです。
もともと出目金など目が飛び出しているような金魚の場合は、眼球が取れやすいことから、飼育にはかなり注意が必要といわれています。
出目金の目は視力が悪く、他の金魚とぶつかってしまったり、水槽内の飾りや隠れ家としていれた石などにぶつかって傷つくこともあります。
最悪のケースでは、両目とも取れる場合があります。
その為、出目金の水槽には尖ったような物は入れない配慮や、元気に泳ぎまわる金魚との混泳は避けた方がいいといわれています。
金魚は、水中に浮かぶものを突っついたり、追いかけまわす本能があるので、ゆったり動く出目金に反応します。
隔離して薬浴
出目金の目が取れた場合、どうすればいいのか慌てると思いますが、残念ながら目が取れると元に戻ることはありません。
取れてしまったら自然と再生するような機能はないです。
ただ、目が取れるようなことになっても飼育は可能です。
目が取れた後は、グリーンFリキッドなどの薬浴をしますが、薬浴をやる場合は他の金魚と隔離して他の水槽やバケツに移しましょう。
目が取れて周りの皮膚のようなものがめくれているようなら、その部分が癒着できるまでは薬浴を続けるようにします。
薬浴によって改善されれば目はくぼんだようになりますが、周りの皮膚は改善されるはずです。
まとめ
場合によっては、両目失うこともあるので要注意ですね。
では、この記事のポイントをまとめました。
- 眼球が飛び出している魚の目は取れやすい
- 他の魚につっつかれるケースが多い
- 水槽内の飾りや隠れ家の石にぶつかって傷つくことも
- 取れた目は元にもどらないが飼育は可能
- 薬浴は皮膚が改善されるまで続ける
目が取れてしまっても飼育には問題ないので、今まで通り大切に飼っていきましょう。