らんちゅうが病気にかかる原因は微生物や細菌・ウィルスなどの影響を受けおこります。
泳ぎが遅い・餌を食べる量が少ないという場合には、早めに対処する事が必要になってきます。
らんちゅうがかかりやすい病気として「エラ病」があります。
ここでは、エラ病の症状や治療法について紹介していきたいと思います。
らんちゅうのエラ病の症状は?
らんちゅうの泳ぎが遅い・餌を食べる量が少ないという場合には、エラ病にかかっていることがあります。
エラ病は、細菌感染によって起こり傷のついたエラから体内に侵入し、症状が軽い場合にはエラに小さな黄白色の付着物がついていることに気づきます。
しばらくたつと、食欲が落ちたり泳ぐことが少なくなり、エアーの近くに集まりフラフラと泳ぐ事があります。
重症になるとエラを開いたまま、または閉じたままの状態になり、餌も食べることや泳ぐ事なくなり、ひれや尾びれが腐り・皮膚病をおこしている場合があります。
最後はエラで呼吸する事ができず酸欠になり、餌を食べない事で体力も落ちることから、体が黒ずみ衰弱してしまいます。
エラ病に感染しているらんちゅうがいると、一緒に飼っているらんちゅうにも感染する事があるので注意が必要になってきます。
らんちゅうのエラ病の治療方法
らんちゅうのエラ病にかかってしまった場合、エラ病にかかったらんちゅうを水槽から取出しほかの水槽へ移します。
らんちゅうは水温の変化で体調が悪化するので、水を2~3日汲み置きしたものを使い水に対し、0.4%以下の食塩を使い薬浴をしていきます。
エアーも多めに入れてあげましょう。
2日目は、食塩濃度を0.5%に上げ様子を見ていきましょう。
エラの動きが正常になれば治療は完了ですが、まだ様子がおかしいという場合には、薬を入れ治療する方法もあります。
薬を使う場合には、ペットショップや金魚の専門店で確認し行いましょう。
薬浴をさせている期間は餌を与えないようにする事も大切です。
同じ水槽にいたらんちゅうも感染している可能性があるので、水槽自体をきれいにしなければなりません。
また、食べ残しの餌がたくさんあると水質を悪くし、エラ病の感染につながることがあるので、早めに水換えを行うことが大切になってきます。
まとめ
水槽で飼っているらんちゅうが1匹エラ病にかかってしまうと、他のらんちゅうにも感染する事があります。
病気に気づいた場合には、水槽から隔離し薬浴をし治療を行っていくことが大切になってきます。
水槽自体も水換えをし病気が拡大しないようにしていきましょう。