「琉金」という名の金魚を知っていますか?
その昔、中国から琉球(現沖縄)を経由して日本に伝わったとされる琉金。
初めて聞いたという人もおそらく目にしたことはあるんではないでしょうか。
今回はお祭りの屋台でよく見る「和金」と並んでメジャーな金魚、琉金についてまとめてみました。
琉金ってどんな金魚?見た目や値段、大きさは?
まずは琉金の外見について見ていきましょう。
琉金ってこんな金魚
琉金とは、お腹が丸みを帯びており尾びれがふんわりとしているとても優雅に泳ぐ金魚です。
浴衣の柄によくある金魚といえばイメージしやすいでしょうか。
ドラマや映画など、お話に出てくるのもこの琉金が多い気がします。
それだけ見た目が優雅で画面映えするということでしょう。
琉金の値段と大きさ
値段は数百円から数万円までと幅広く、体の大きさは小さいもので5センチメートル、大きいものだと18センチメートルにまでなります。
比較的大きな金魚の部類に入りますが、値段は体の大きさに比例するのではなく、綺麗な丸みを帯びた個体や優雅な尾びれを持った個体が高価になる傾向があります。
琉金の性格、飼育方法や注意点
琉金の外見についてわかったところで、性格や飼育方法についても見ていきましょう。
琉金の性格
大きな体と長い尾びれを持っていることもあり、和金などに比べると動きは遅く、性格ものんびりであることが多いです。
そのため他の金魚と同じ水槽で飼う場合は、琉金がいじめられたり餌にありつけないことがないよう注意して観察しましょう。
飼育方法と注意点
琉金の飼育には特別な道具などは必要なく、他の金魚に比べて水温変化にも耐性が強く丈夫であるため初心者にも飼いやすい金魚であると言えるでしょう。
餌はミジンコやアカムシなどの天然飼料か、お店で売っている人工飼料を1日2~3回与えます。
餌を食べるのもゆっくりなため、食べていないと思って餌をあげすぎないこと、前述したように他の金魚と混泳させる場合は琉金を気をつけて見てあげる必要があることに注意してください。
まとめ
見た目に美しく優雅な琉金。
初心者でも飼いやすい金魚なため、部屋の雰囲気を変えたい、お店のインテリア代わりにしたいという人にもお勧めです。
10年以上生きる琉金もいるので、長く大切に可愛がってあげてくださいね。