金魚好きに人気の琉金。
一匹だと可哀想だから、あるいは他の金魚も買ってみたいからと混泳を考える人もいると思いますが、果たして琉金は他の金魚と混泳が可能なんでしょうか?
一般的にはどのように言われているのか、実際に混泳した場合はどうなるのかについてまとめました。
そもそも琉金ってどんな金魚なの?
琉金の特徴や性格について、混泳を考えているなら今一度知っておきましょう。
特徴
琉金は大きな丸い体と長い尾びれが特徴的な金魚です。
成長すると18センチメートルにまでなるものもあり、優雅にゆっくりと泳ぎます。
性格
優雅にゆっくり泳ぐ琉金は性格も穏やかでのんびりしていることが多いです。
攻撃性も低い個体が多いでしょう。
混泳は可能?不可能?
果たして穏やかでのんびり屋の琉金は、他の金魚と混泳可能なんでしょうか。
一般論
結論から言うと、琉金はあまり混泳には向いていません。
前述したように動きがゆっくりであるために餌を食べるのも遅く、他の金魚にぶつかられたりいじめられたりすることもあります。
よってどうしても混泳がしたいのであれば、琉金と大きさや動きが似ているオランダ獅子頭や青文魚、丹頂等を選ぶようにしましょう。
実際に混泳させた人の声
二匹の琉金を一緒に飼っていたAさんは一匹の琉金が亡くなってしまったことをきっかけに琉金が寂しい思いをしないようにと混泳を始めたそうです。
新たに琉金と同じ水槽で飼うことにしたのは金魚すくいでもお馴染みの和金。
Aさんは琉金と和金の泳ぐ速さが違うことは知っていましたが、ゆっくり泳ぐ琉金の方が体が大きいことから大丈夫だろうと判断しました。
その結果‥。
数日も経たないうちに琉金は和金につつき回されるようになり、どんどん元気が無くなっていってしまいました。
そのことに気付いたAさんはすぐに二匹を別々の水槽に移し事なきを得ましたが、考えが足りなかったために琉金を可哀想な目に合わせてしまったと反省しているそうです。
琉金のためを思って混泳を始めたのに、結果的に琉金に辛い思いをさせてしまうんでは悲しすぎますよね‥。
まとめ
まれに元気な性格の琉金と大人しい性格の動きの速い金魚が仲良く混泳できることもありますが、やはり琉金の混泳には慎重になった方がいいでしょう。
大きさや動きが似ている金魚と混泳させるときも個体によって性格が異なることを忘れず、混泳させてから数日間はいつも以上にそれぞれの金魚の観察を心がけるようにしてくださいね。