可愛がっているらんちゅうの様子がおかしい!
ふと目を向けるとひっくり返っているではないですか!
びっくりしてしばらく見ていると、元の状態に戻ったのですが、また次の日同じようにひっくり返っている・・・。
何か病気ではないだろうか、と心配になりますよね。
今回は「転覆病(てんぷくびょう)」についてまとめてみようと思います。
らんちゅうの転覆病の原因って?
転覆病の別名を浮袋病と呼ばれます。
原因としては、
- まずは、食べすぎによる内臓脂肪によるもの。
- 餌が古く消化不良を起こしてしまっている。
- 急激な温度変化があった。
- 神経障害。
と考えられる原因は様々なのです。
特にらんちゅう、琉金、ピンポンパールなどの釣り鐘型(丸い体つきのもの)の魚はこの転覆病になりやすいと考えられていますので注意が必要ですよ。
らんちゅうの転覆病に治療法はどうすればいいの?
転覆病になってしまうと、浮いて餌が取りにくくなり弱ってきてしまうため早めの対処が必要となります。
まずはこちらを同時に1週間を目安に試していくことをおススメします。
- 水温をあげてみる
秋から冬の変わり目に転覆病の症状がみられることがあります。
そんなときは水温をあげてみましょう。
水温は23℃~25℃を目安にしてみててください。
- 絶食
食べすぎや、消化不良により体内にガスがたまっているのかもしれません。
絶食してみましょう。(5日くらい絶食しても魚は大丈夫です)
絶食することで体内の余分なものを排出し、食べすぎにより転覆がみられたらんちゅうも改善する可能性があります。
- 塩水浴をさせる
濃度は0.8%です。
以上の3つを同時に試してみても改善が見られない場合は、こんな治療法もありますよ。
- ココア浴をさせる
純ココアを100リットルあたり小さじ4杯を目安に入れてらんちゅうを漬けておきます。
- 水を変えてみる
新水100%の中に漬けます。
まとめ
転覆病はらんちゅうによくみられる症状ですが、見かけたらびっくりしますよね。
慌てずに上記の方法を試してみてください。
転覆病は移る病気ではないので隔離する必要はないのですが、治療をする際は別の水槽でしてあげましょうね。