金魚の餌やりタイムを楽しみに飼育している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ぱくぱく口を動かして食べる姿には癒されますね。

金魚の餌といえば粒状のペレットタイプのものを思い浮かべますが、他にも様々な種類がありますので飼育している金魚に適切なものを与えることが大切です。

また、与える量や時間にも注意が必要です。

餌の種類

金魚 餌 量 時間

金魚の餌は、大きく分けて2種類です。

人工飼料と天然飼料です。

双方に属する種類や特徴について解説します。

人工飼料

人工的に作られた餌で、栄養価が高く、管理がしやすいため初心者さんにおすすめです。

粒状のペレットタイプの餌は水に浮きやすく、金魚が食べやすい、食事後に掃除がしやすいといったメリットがあります。

沈むタイプのものもあり、こちらは泳ぎがあまり得意でないランチュウに適しているでしょう。

紙のように薄いフレークタイプの餌はしばらく水面に浮き、軟らかくなって徐々に沈んでいきます。

消化によく、餌の匂いが広がりやすいため金魚の食欲をそそります。

粉状の餌は、小さい金魚や稚魚に適しています。

天然飼料

アカムシやミジンコ、イトミミズを乾燥させたもの、冷凍のものがあります。

本来金魚はこれらの生餌を好みますので、食の細い金魚も食いつきがよくなるでしょう。

冷凍の餌は解凍し、スポイトなどで与えます。

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餌の量

目安として、3~5分以内に食べきれる量を与えます。

与えすぎには注意が必要です。

餌の量が多いと糞も多くなりますので、水質の悪化につながります。

また、金魚には胃がなく、腸で消化をしますので与えすぎると消化不良を起こしてしまうことがあります。

家族がそれぞれ餌を与えてしまわないよう、餌やり係を決めるとよいでしょう。

食事後に残った餌は必ず掃除をします。

餌を与える時間

餌やりは、朝夕の1日2回が適しているでしょう。

大きな水槽で大きく育てたいのであれば、1日4~5回でも構いません。

小さくコンパクトに育てたいのであれば、1日1~2回にします。

金魚が活発的に活動する時間帯は9時~15時ですので、この範囲内で与えます。

まとめ

ペットショップで売られている金魚の餌は種類が多く、どれを選べばよいか迷ってしまいますね。

愛好家の中には生餌にこだわる方もいらっしゃいますが、初心者さんであれば人工飼料を選べばまず間違いはないでしょう。

金魚にも好みがありますので、色々なタイプを試し喜んで食べてもらえる餌を見つけられるとよいですね。

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