今までに一度は飼ったことがある人も多い金魚、様々な大きさや種類で綺麗な色をした人気の観賞魚です。
日本では夏祭りでの金魚すくいが有名で、とれた金魚を持ち帰り夏休みに育てた記憶がありますよね。
そんな金魚も交配して卵を産むのですが、有精卵、無精卵の違いや無精卵がでてきた場合の注意点や取り方について確認してみました。
金魚の卵
金魚は比較的世話が楽で人気の鑑賞魚として有名です。
金魚すくいで獲得した金魚を家に持ち帰り育てていくと、卵を産んだ!なんてこともよく起こるかと思います。
金魚の卵には有精卵、無精卵と2種類あって、水温が低い時期の有精卵の孵化には5~7日程かかりますが水温が高い夏には2日足らずで孵化します。
一方無精卵は孵化することがありません。
そのまま放置しておくと周りの稚魚達にとても良くありませんので、取り方に注意して取ってあげましょう。
金魚の有精卵、無精卵の見分け方
金魚の有精卵は2、3日で卵に黒い点が現れます。
そして黒い点が現れた有精卵はすぐに孵化してしまいます。
一方、金魚の無精卵はすぐに白濁してしまいます。
無精卵はその後孵化はしません。
金魚の有精卵と無精卵の見分け方は非常に簡単です。
しっかりと有精卵、無精卵の見分けができたら、すぐに無精卵を取ってあげましょう。
金魚の無精卵の取り方
金魚の無精卵はそのままにしておくと、すぐにカビが生えてきます。
カビの生えた無精卵を水槽に入れたままにすると、一緒の稚魚達が病気にかかってしまったり、悪影響を及ぼしますので早めに取り除いてあげましょう。
金魚の卵はとても繊細でデリケートですので、取り方には注意が必要です。
スポイトを使って丁寧に金魚の無精卵を取っていってあげましょう。
もし水草などに無精卵が付いている場合は、水草ごととってあげればOKです。
もし、びっしりと無精卵がまとまって取り除けないような場合は、その水槽から別の水槽へ稚魚達を移してください。
また、水槽でろ過装置を使用している場合、装置によっては卵を吸い込んでしまう事もありますので止めてあげてください。
まとめ
金魚の無精卵の取り方は比較的簡単ですが、細かく繊細なので取り方には注意が必要ですね。
道具もスポイトがあれば十分ですので、ホームセンターや100円ショップで手軽に購入できます。
また、ろ過装置ですが、稚魚を吸い込まないようなフィルターが付いたものもありますので是非調べてみてくださいね。
知らない間に金魚が卵を産んだ!なんてならないよう毎日チェックしていきましょう。