金魚を飼おうと思ったとき、〇cmにつき水は〇リットル必要だとかという表現をよく見ると思いますが、金魚の「大きさ」の理解をしていないと間違った意味で捉えてしまう可能性があります。
では、金魚の大きさとはどこが基準なのでしょうか。
今回は、金魚の大きさの測り方についてご紹介します。
金魚の大きさとは
金魚の大きさを表す基準は、実は二通りあります。
- 頭から尾の付け根までの「体長」と、背びれ、胸びれを含まない「体高」
- 頭から尾びれまでを全て含む「全長」と、背びれ、胸びれまでを全て含む「全高」
1の場合は、金魚の胴体部分のみと考えて頂けたらわかりやすいかと思います。
金魚を飼う時の1cmにつき1リットル水を用意しましょう、だとか水槽の大きさに金魚を入れる目安の〇cmといった記述は、1の体長での記述を示していることが多いです。
全長で示されていると、和金とコメットの場合で考えると尾ビレの長いコメットの方が水量が多くなるいうことになりますよね。
そういった理由で、体長の記述だと言えます。
もう一つ補足ですが、金魚の大きさの目安の水量については「和金」を例にしていることが一般的です。
和金よりも琉金の方が体高が大きいですよね。
ですので、必要に応じて1匹あたりの水量を少し増やしてもいいと思いますよ!
金魚の大きさの測り方
しかしながら、近年の一般的な話し言葉での「金魚の大きさ」と言うと2の全長と全高を示す場合の方が多くなっています。
全長と全高を正式に測る場合は全てのヒレをピンと張った状態で図るのですが、話し言葉での大きさというのは、正式な全長のことを示しているのではなく、泳いでいる時の見たままの長さのことを言っていることがほとんどです。
全長ならば大きさを測るのに便利なアプリがあり、写真を撮るだけで金魚の全長を教えてくれます。
できるだけ水槽近くで泳いでいる時に撮ることが絶対条件ですが、楽に金魚の全長を測ることが出来るのはとてもいいですね。
まとめ
今回は金魚の大きさの測り方についてまとめてみました。
金魚の測り方にも種類がありますが、飼育記述にはどちらのことか詳しくは書いていないのが現状ですよね。
少しでも参考になる部分があったなら幸いです。