「この金魚はどのぐらいの大きさになるだろう?」金魚を飼い始めるとこんな疑問が浮かんでくると思います。

ほとんどの生物には成長速度の目安がありますよね。

しかし、金魚の大きさや成長速度は飼育環境によって変わります!

いったいどういうことなのでしょうか。

今回は、金魚の成長速度と大きさについてご紹介します。

金魚の成長速度

金魚 成長 速度 大きさ

金魚の大きさは水槽に合うように成長する、というのを聞いたことはありますか?

和金の場合、大きさの目安は15cm~30cmの間なのですが、振れ幅が大きいことに気づかれたと思います。

金魚鉢や狭い水槽のような場所に入れていると成長は遅くなり、反対に池や睡蓮鉢でのびのび育てていると成長が早くなり、結果大きくなりやすいです。

広い水槽で栄養価の高い餌を与えていると、みるみるうちに大きくなり、2週間で約3倍の大きさになると言われています。

このように、飼育環境により成長速度が変わる特性を利用して、和金は大型肉食魚の餌として飼育されることがよくあります。

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成長速度による弊害

このように、環境によって驚異の成長速度を見せる金魚ですが、早く成長しすぎることによる弊害もあります。

身体の成長に鱗の成長が追いつかず、結果的に怪我や病気をする確率が上がると一般的に言われています。

冬場にヒーターが必要という記述をよく目にすることもあるかもしれませんが、冬場にヒーターをつけていると一年通して水温がほとんど変わらず、季節感が失われます。

調べた上で、和金のように寒さに強い品種ならばヒーターは外しておきましょう。

ヒーターをつけることにより、成長速度の促進&季節感が失われることにより、発情期がなくなる原因になりますよ。

ただし、ピンポンパールの転覆病予防といったような明確な目的がある場合は、ヒーターの使用をしてくださいね!

まとめ

今回は金魚の成長速度と大きさについて調べてみました!

金魚の大きさは、育てる水槽の広さ、餌の量、水温などの環境によって変わることがわかりました。

他にも、太陽の光を浴びさせることも大きくなる要因の一つだと一般的に言われます。

飼い方次第で大きくなる金魚ですが、餌の与えすぎは消化不良を起こす恐れがあります。

気をつけて大切に育ててあげましょう!

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