金魚の水槽を選ぶとき、大きさや素材と色々なものがあって迷うんじゃないかと思います。
どういう素材でどういう大きさのものがいいのか?
今回は金魚の水槽の選び方についてご紹介します。
初心者の方が水槽を買うときに参考にして頂けたら幸いです。
水槽の素材
水槽の素材は、ガラス素材とアクリル素材の二種類があります。
ガラス水槽のメリットは傷がつきにくく年数の経過による透明度の変化が少ないことが特徴で、デメリットは重量が重いため水換えやメンテナンスが大変であること、強い衝撃で割れる可能性があるということが挙げられます。
アクリル水槽のメリットは水槽自体が軽いため掃除や水換えのときに楽であることや衝撃に強いことが特徴で、デメリットは紫外線や温度変化に弱く劣化しやすい・傷がつきやすいため透明度が落ちやすいということが挙げられます。
美しい金魚を愛でるなど鑑賞を重視するなら日頃のメンテナンスで傷のつきにくいガラス素材を、小さい子供がいたりと安全性を重視するなら衝撃に強く割れても比較的安全なアクリル素材と、環境によって水槽の素材選びをオススメします。
水槽の大きさ
水槽は、10リットルの水で1匹飼うより、20リットルの水で1匹を飼った方が水が汚れにくくなります。
金魚の過密飼育をしない条件ではありますが、水槽は大きければ大きいほど水が汚れにくいということになりますので、日頃のメンテナンスは楽になりますよ!
金魚のためを思えば45cmよりは60cm、60cmよりは90cmと大きいに越したことはありませんが、その分水槽のサイズが大きくなるため掃除をする時に大変なことと、設置場所に意外と困ります。
90cm水槽の場合、水量が180リットルほど入ります。
ガラス水槽の場合だと機材等含めて総重量が250kg以上になってしまいますので、一概に大きいからいい、というわけでもないんです。
置く場所の強度も重要で、重さで台が歪んでしまうと水槽に歪んだ分の圧力がかかり、耐久力が弱ることで劣化が早まって壊れてしまうことも考えられます。
金魚の環境を保つためにはできれば大きいサイズがいいですが、環境によって水槽の大きさは限られます。
そのため、家における大きさで金魚にとってストレスない水量で過ごせるような大きさの水槽をおすすめします。
金魚を飼うなら、まず水槽の大きさを決めてから考えましょう。
まとめ
今回は金魚水槽の選び方についてまとめてみました。
金魚はメダカのように一定の大きさではなく、身体の大きさも大きく変化します。
もし用意した水槽が小さくなってしまったら、適宜買い換えてやるのがいいでしょう。
その際、屋外飼育に変える場合は水槽ではなく屋外飼育に適した容器に買い換えてあげましょうね。