金魚の様子がなんだかおかしいと思ったら、それはもしかしたら金魚が酸欠になっているのかもしれません。
酸欠になったら金魚にどのような症状が現れるのでしょうか。
そして酸欠になった時、どのように対処すれば良いのでしょうか。
金魚の酸欠症状チェック
金魚が今までとは違う動きをしているなら、その行動に注意してみてください。
金魚からの命の危険信号かもしれません。
しっかりとその行動を観察し、酸欠の症状として当てはまっていないか確認していきましょう。
水面で口をパクパクさせている
金魚は普段、水中の酸素を使って呼吸をしています。
水中の酸素は水草やエアレーションを使って作り出しています。
水草とエアレーションがあれば酸欠になることはあまりないでしょうが、どちらも揃えているわけではない人も多いですよね。
もし酸欠状態になると、金魚は酸素を求めます。
そこで酸素がたくさんあるところ、水面で口をパクパクさせるようになるのです。
もしご飯をたくさんあげているのにパクパクさせているようであれば、酸欠を疑ってみましょう。
移動する回数が増える
金魚が普段よりも水槽の中をうろうろと、あちこち移動するようであれば酸欠状態になっているかもしれません。
金魚は水中の酸素を使って呼吸しているので、酸素が多い場所へ移動します。
酸素が少ない場合は、酸素を求めて移動し続けますので、移動する回数が増えます。
なんか最近金魚がうろうろしているなと感じたら、それは酸欠状態に陥っているかもしれません。
金魚が酸欠になった時の対処法
金魚が酸欠になったら、体調を崩してしまいます。
そうならないためにどうすれば良いのでしょうか。
エアレーションをおこなう
エアレーションは水中の金魚に酸素を送り込むための装置です。
エアレーションを設置していない人もいるかもしれませんが、金魚が酸欠になっているようであれば早速取り付けましょう。
エアレーションは、水面を動かすように設置すると効果的です。
細やかな泡の方が酸素供給に効果的なわけではない点に注意しましょう。
水温を下げる
実は意外に思われるかもしれませんが、水温が高くなっても水中の酸素が薄くなるのです。
水温によって、水中への酸素の溶け具合が変わります。
水温が低い方が酸素が溶けやすく、高い方が溶けにくいのです。
例えば、飼育している金魚が多いと、それだけで酸素が不足することがあります。
水温が高いく、水槽の中の金魚が多いと、酸素の取り合いのようになってしまうんですね。
そのため、水温を下げて、酸素が水中に溶け込めるようにしましょう。
まとめ
金魚がいつもと違う行動をしていたら、注意深く観察しましょう。
酸欠に陥っているようであればすぐに対処してくださいね。
今回紹介したエアレーション。
細やかな泡の方が効き目があると思っていたのですが、そうではないんですね。
設備によっては設置すれば良いわけではありません。
効果を考えて、一番良い状態で設置しましょう。