金魚の「あくび」。
水面での口パクとも違います。
水中で大きな口をあけて、本当にあくびをしているようにみえます。
諸説ありまして、どれが本当なのか、どれも本当なのかわかりませんが、これが理由だと言われていること上げてみます。
理由いろいろ
- 健康でリラックスしている状態にでると言われている
- リラックスしているときにやるが、実は口のまわりの筋肉をほぐしている
- エラ病のために大きく口を開けている
- 口を伸ばして水を吐きだし口の掃除をしている
- エラについたゴミなどを掃除している
- 単なる伸びをしている
どうやら理由についてはまだ解明されていないようですが、「1」の意見が一番多かったですよ。
こんなものも見つけました。
参照:豆らんちゅう日記
英国の観賞魚サイトPractical Fishkeeping の BBS管理者Andy氏が語るのには、「エラその形状のため、水が一方向に流れるだけだと、よくエラにゴミが引っ掛かり溜まってきます。魚があくびをしているように口を開けるときには、本当は水を強制的に逆流させ、その逆流でエラをきれいにしているのです。」
エラの働き
金魚たちはエラ呼吸なので、絶えずエラ蓋が動いていて、エラ蓋を広げると口に水が入って、エラ蓋を閉じると口から水がエラ蓋に移動して外に出ていくようになっています。
エラ自体は細い血管の集合体で、水中の酸素はここで血液に入って、二酸化炭素と入れ替わります。
エラ病とは?
「3. エラ病のために大きく口を開けている」についてですが、エラ病とはエラに細菌や寄生虫がついてエラの機能が正しく行われなくなってしまいます。
エラは金魚にとって、生きていくために酸素を供給する大切な器官であって、その部分に障害がでたなら、酸欠になってしまうので「あくび」症状ではなく、水面での口パクが頻繁に見られるようになり、エラも口も頻繁にパカパカするようになります。
まとめ
生活環境が安定して金魚たちも健康で過ごしているからこそ、エラをいつも健康に保つためにゴミが溜まらないように、魚があくびをしているように見えるときには、水を強制的に逆方向に送り、その逆流でエラをきれいにしているのではないでしょうか。
エラにゴミが溜まったままだと病気に直結するわけですから。